「絵本のまち、かわさき」と社会起業家 小松雄也の活動記録

【経歴】神奈川県川崎市出身。明治大学法学部を卒業後、出版業界最大手に就職。入社1年目で複数の企画で全社1位となり、社内のビジネスコンテストでは優秀アイデア賞を獲得。その後独立。 学生時代に周りの「読書離れ」が進んだ現状に強い危機感を抱く。大学図書館で一人奮闘する中、書評合戦ビブリオバトルと出会い、本を通じた人々の交流に可能性を見出す。2014年に読書を通じた世代間の交流、地域活性化や読書教育へと本格的に取り組むため、在学中に一般社団法人ビブリオポルトスを設立。小中学校での読書教育や、新聞で書評を担当する等、精力的な読書普及活動を続ける。第31回人間力大賞 会頭特別賞。「川崎市における読書普及活動」で第10回マニフェスト大賞 審査委員会特別賞(秋吉久美子選)を受賞。

タグ:川崎市

5
いよいよ4月7日(日)が投票日です!
地元出身、小松雄也(28)は選挙戦に楽しく挑んでいます!
小松雄也【本番ポスター】
こちらを中原区内の213か所に自分達で設置しました!(3月29日8時30分~告示日より)56301781_1979206518873022_1048820667106983936_n
年度末最後の平日ということで、同世代が全く有給休暇を取れなかったため、
地域のママさん達や大学の後輩、親友が協力してくれました!開始3時間で完了!
本当に地域の皆様に支えられています!!本当にありがとうございます!!
55614073_1981891651937842_3850240088382373888_n
56222426_1981891695271171_1164016242651037696_n56205161_1981891788604495_2825662943998246912_n
55869096_1982507848542889_4559319118569799680_n
55769901_1982507791876228_7732723643012087808_n
3月30日・31日は毎週火・金に午前5時30分~8時30分でそれぞれ演説をしている東横線・元住吉駅(住吉書房)&JR南武線・武蔵中原駅!
本の妖精「ビブニャン」と共に選挙活動を行いました!!

運命(!)の投票日は4月7日(日) 7時00分~20時00分です!!!
もし予定があっても、4月6日(土)まで毎日「中原区役所4階」と「国際交流センター」でそれぞれ「朝9時00分~20時00分」の時間で「期日前投票」ができます!!

毎日全力を出して選挙戦に挑みます!!
中原区の皆様への呼び掛け&投票を、是非とも宜しくお願いします!!!

【選挙公報 小松雄也(28) 】
小松雄也【選挙公報】
(1) 豊かな子どもたちを育むまちへ!
(2)「自分で考える力」が身につく教育制度改革!
(3)「高齢者」が孤立しない地域社会の実現!
(4)「読書の力」で世代間の交流を促進する!
(5)「選挙カー」の廃止を目指します!

【本を通じて川崎市の人々をつなぐ活動をしてきました】
「小松雄也(28)」 読書の党 党首
◉平成 3 年大阪生まれ
◉室町幼稚園卒
◉川崎市立下小田中小学校卒
◉川崎市立西中原中学校卒(野球部) 
◉日本大学高校卒
◉明治大学法学部法律学科卒
◉日本出版販売(株)出身
◉一般社団法人ビブリオポルトス代表理事

【受賞歴】
◉明治大学法学部学部長表彰学術活動優秀者(2014・2016)
◉明治大学創立者記念奨学金岸本辰雄奨学金
◉第10回マニフェスト大賞 審査委員会特別賞(秋吉久美子選)
◉第31回人間力大賞 会頭特別賞
◉平成30年読書活動優秀団体として「川崎市教育委員会」より表彰

【10年後、20年後の川崎をつくる】
学生の頃から川崎市で読書普及活動に尽力。書評合戦ビブリオバトルの推進や「絵本のまち、かわさき」運動等、中原区を中心に継続した市民活動を実施。

【昨年のメディア掲載一覧(Web媒体がある記事のみ)】
2018年3月7日「日本経済新聞神奈川版」  「ビブリオバトル」の伝道師 読書体験 地域にもっと
20180307日本経済新聞神奈川版
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO27775820W8A300C1L82000/

2018年3月14日「神奈川新聞」 人生切り拓く本を 養護施設に100冊選び寄贈へ20180314神奈川新聞

2018年5月27日「東京新聞」 子どもに贈る、好みの本 川崎・中原の小松さん 来月第1弾20180527東京新聞

2018年7月19日「神奈川新聞」 川崎を絵本の街に 1000冊目標、保育園に寄贈呼び掛け神奈川新聞20180719

2018年8月17日「東京新聞」 眠っている本を保育園に橋渡し 市内法人が家庭に寄贈呼び掛け東京新聞20180817

2018年9月12日「朝日新聞神奈川版」 家庭に眠る絵本を保育園へ 川崎の団体募る朝日新聞20180912

2018年9月18日「神奈川新聞」高齢者、読書談義に花咲かせて 施設にお勧め本リスト寄贈
https://www.kanaloco.jp/article/entry-36337.html

2018年11月12日「神奈川新聞」絵本通じ地域結ぶ 川崎市教委が、読書活動優秀団体を表彰神奈川新聞20181110
https://www.kanaloco.jp/article/entry-38936.html

2018年12月21日「東京新聞」サンタが贈る善意の絵本 川崎の子育て支援センターXマス会で48409346_1840280942765581_1469594180689854464_n
https://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201812/CK2018122102000129.html

2018年12月21日「神奈川新聞」子ども70人へプレゼント「絵本サンタ」に歓声 川崎で読書普及に取り組む小松さん
48407592_1840281052765570_8157975102382669824_n
https://www.kanaloco.jp/article/entry-146730.html

5
この度、小松雄也は市政に挑戦する決意を固めました。【小松雄也】
【川崎市議選(中原区) 小松氏が立候補表明】タウンニュース中原区版2019年2月8日
https://www.townnews.co.jp/0204/2019/02/08/468741.html
 来春の川崎市議選(中原区)に、下小田中出身の小松雄也氏(28)が立候補する意向であることが分かった。これに合わせて政治団体「読書の党」を立ち上げた。
 小松氏は、下小田中小、西中原中、日大高、明治大学法学部を卒業。本の普及に向け「ビブリオバトル」を通じて地域交流に力を注いできた。小松氏は「子ども達の読書環境を整備し自己肯定感を高められる環境にしたい。本を通じて世代間交流の場を作りたい」と話す。
【小松雄也】リーフレット
【絵本通じ地域結ぶ 川崎市教委が、読書活動優秀団体を表彰】
神奈川新聞掲載2018年11月10日
http://www.kanaloco.jp/article/371309

 川崎市中原区を拠点に読書普及活動に取り組む一般社団法人「ビブリオポルトス」が市教育委員会から読書活動優秀団体として表彰された。家庭の本棚に眠る絵本を地域の保育所に寄贈する「『絵本のまち、かわさき』運動」の功績が認められた。代表理事の小松雄也さん(27)は「これからも本を通じて地域を結んでいきたい」と思いを新たにしている。

 かわさき読書週間(10月28日~11月10日)に合わせて開催された4日のイベントで小松さんが表彰状を受け取った。「皆さんの協力のたまもの。200人ほどから絵本が寄せられ、地域の温かさを実感した」。寄付を呼び掛けた絵本は4カ月で目標の倍にあたる2千冊に達し、40の保育所に届けることができたという。

 ラテン語で「本の港」を意味する同団体は2014年9月に設立。当時大学生で、読みたい本を紹介し合う書評合戦ゲーム「ビブリオバトル」の魅力にはまった小松さんの「多くの人に面白い本を届けたい」との思いが活動の原点だ。

 小松さんは就職した出版取次大手を1年で辞め、活動に専念。ビブリオバトルの普及をはじめ、クラウドファンディングで支援を募って児童養護施設に本を寄贈したり、高齢者向けの選書リストを配ったり、アイデアと実行力で地域密着の取り組みを続ける。

 6日には母校でもある市立下小田中小学校(同区)で4年生約160人に授業を実施。「将来の夢」をテーマにお薦めの1冊を後輩一人一人に紹介した小松さんは「本との出合いは人との出会い。次々と質問してくる子どもたちの姿に、人生を変える読書の力を再確認した」。今後の活動について「絵本を集めて子どもたちに届けてくれる人をそれぞれの地域で募っていく。『絵本のまち、かわさき運動』をきっかけに、本を通じた出会いを市全体に広げていきたい」とさらなる意欲を燃やしている。【小松雄也】リーフレット_01
【10年後・20年後の川崎をつくる】
(1) 豊かな子どもたちを育むまちへ
 中原区は若い世代の人口増加が進み、子どもが増え続けています。保育所の整備に限らず、一時保育や病児・病後の設備を拡充し、快適な子育てができる環境づくりに尽力します。

(2) 「自分で考える力」が身につく教育制度改革
 従来の「読 む」「書 く」力も重要ですが、今後はより「聞く」「話す」能力が強く求められます。自発的に物事を考え、行動できる子どもたちを育成するカリキュラムを推進します。

(3) 「高齢者」が孤立しない地域社会の実現
 中原区の多くの社会活動は高齢者の皆様が大きな役割を担っています。これからの川崎は多世代で積極的に自分ができることを実行し、誰も孤立することがない社会を実現します。

(4) 「読書の力」で世代間の交流を促進する
 自分の好きな本を通じて人々と交流する「ビブリオバトル」を中原図書館や中原市民館、川崎市教育委員会等と協力して学生の頃から推進して来ました。地域コミュニティをさらに活発にするため「読書の力」をフル活用します。

(5) 「無関心の打破」市政を自分事として考えるように
 市や区が実施している「ワークショップ」の周知徹底や、投票率 40%アップを実現するため「政治を面白く」伝えることに尽力します。世代間の投票率がバランス良く伸びるように、多くの人たちに興味を持ってもらえるような企画を継続して実行します。

(6)「武蔵小杉~武蔵溝ノ口」交通手段の充実
人口増大に連れて、通勤・通学時間のJR南武線は年々より苛烈な環境になっています。6両編成を増やすにはプラットホームの問題もあり実現は難しい中で、シャトルバス等を活用した往復便の充実など、交通の選択肢を増やすことを模索して実現します。

(7)「選挙カー」の廃止を目指します ※まずは川崎市中原区で
そろそろ候補者の名前を大音量で連呼するだけの「選挙カー」は廃止しませんか。子どもたちが快適に勉強・読書をできる環境を、選挙期間中とは言えども妨害することは無意味だと思います。自転車で、地声で、それこそ環境に優しい選挙をまずは中原区で実現しませんか。

(8)徹底した防災対策
最近は大型台風やゲリラ豪雨が頻発し、土砂崩れや道路の冠水、家屋への浸水被害などが発生しています。これらの対策として迅速な避難体制を整備するとともに、治山治水事業や砂防事業を推進します。


【なぜ政治なのか?】
 保育園に本を届ける活動を始めたのは、地元で保育士になった友人の「保育園に絵本が足りていない」という言葉がきっかけでした。中学生の頃からタワーマンション建設でまちが変わっていく様子を目の当たりにしながら、保育園や学校に本を届ける活動の中で、子育てや教育の現場と「行政のせい」と諦めてしまう現状を見てきました。
 このまちの未来のことを、もっと若い世代が声をあげて決めていくべき。でも同世代は政治に無関心で、参加しやすい「面白い政治」が必要で、乳幼児から高齢者まで川崎の様々な世代が活躍しやすい環境をつくりたいと決意しました。

地盤・看板・鞄と、選挙に必要な「3バン」そのすべてが無い状態から始めたいと思います。
リーフレットは10万部発行し、早朝に駅前で配り、日中はポスティングを続け、夜は熱い人達と集まる毎日です。地道に、誠実に、圧倒的な努力で全力で行きたいと思います。
「絵本のまち、かわさき」の活動で見つけた地域の社会課題を、自分のできることから解決します。
この目標達成には、皆様のご助力が必要です。是非ともご一緒に取り組んでいただければ幸いです。
どんなに小さなことでも大助かりです。一緒に川崎市を盛り上げて行きましょう!

今後とも宜しくお願いします。



一般社団法人ビブリオポルトス代表理事 小松雄也


5
◇一般社団法人ビブリオポルトス 代表理事 小松 雄也 ◇
ポスター 小サイズ

https://www.tsuna-good.city.kawasaki.jp/report/2465

Part1はこちら

 自ら”自転車”で絵本を届ける「絵本のまち、かわさき」運動など、読書文化の普及に取り組む小松雄也さん。11月4日(日)中原市民館で開催された「第16回かわさき読書の日のつどい」にて、小松さんが代表を務める「一般社団法人ビブリオポルトス」が、市内読書活動優秀団体として表彰されました。
 気になる「絵本のまち、かわさき」運動のその後や、次なるステージへの展望など、改めてお話を聞いてみました。小松さん、再び―。

-不要になった絵本を集め、地域の保育園に届ける「絵本のまち、かわさき」運動。おかげさまで、当サイトでも前回の掲載が大きな反響を呼びました。今回は「小松さん、再び」ということで、あれから2か月ほど経ちましたが、その後について伺います。
 絵本は10月末の時点で1,900冊集まりました。私の地元、若年層人口が急増する中原区の「新規園」を中心に、また、頂いた本の中には小学生向けの絵本も数多くあり、それらは放課後児童クラブ「わくわくプラザ」に寄贈しました。10月末時点で、認可保育所26園(区内全80園)、小学校5校(区内全18校)に届けることができましたが、まだまだ届けきれていない本がたくさん、わが家を占拠しています(笑)。
(ちなみに11月8日時点では寄付:2,200冊、寄贈先:認可保育所40園・小学校10校とのこと!)
 また、当初予定していた募集期間は終わったのですが、今もどんどん寄付の声がある状況で、来年3月まで、絵本の募集を続けることにしました。中学の同級生のお母さんたちが「小松君が頑張っているんだって!」と、周りに声掛けしてくださったり、PTAの会で紹介してくださったりと、中原区で始めた活動が全市、最近では市外にも広まっていて、かなり手応えを感じています。
 さすがに遠い地区からは郵送で受け付けていますが(笑)、上方修正した目標の5,000冊に向けて、これからも自転車を漕ぎまくります!

-今回「第16回かわさき読書の日のつどい」にて、小松さんの活動が表彰されました。達成感についてはいかがですか?
 表彰していただきとても嬉しいです。私の活動は絵本を寄贈してくれる方からの「橋渡し」であるので、運動に協力していただいた全ての皆様に、改めて感謝を申し上げたいと思います。
 達成感はもちろんありますが、ここからさらに活動が広まり、私が“自転車操業”でやっている絵本の寄付サイクルが、川崎市、ゆくゆくは全国で、当たり前の文化になってくれたら嬉しいです。子どもたちも、絵本が充実されることで、小さい頃から本を身近に感じ、読書の習慣が身についてくれることでしょう。

-今回の表彰をはじめ、様々な場面で小松さんやビブリオポルトスの記事を目にする機会が増えました。この後はどんな企画を考えていますか?
 色々なところから取材の依頼を頂いています。つなぐっどさんもですね!
 近いところでは、11月23日(金・祝)に中原区役所で開催される「なかはらこども未来フェスタ」で、会場1階に絵本の回収ブースを設けていただくことになりました。こういう機会を頂ければ、今まで私一人で行っていた回収作業が一気にはかどります。寄付する人にとっても、私と予定を合わせることなく、1~2冊でも気軽に寄付できると思うので、今回どのくらい集まるのか、とても期待しています。
 また、12月8日(土)中原図書館にて、約3年ぶりとなる“ビブリオバトル”を開催することになりました。私の活動の原点、他者に自分の選んだ本の魅力を伝える、書評合戦です。読書というパーソナルな活動を、個人的なものにとどまらず、コミュニケーションの手段として、外側へ発信する、なおかつバトル!とても面白いイベントです。
 他にも、各中学校区にある「こども文化センター」へ漫画を全巻セットで寄付するなど、様々実施中です。

 最後に、私の“熱意”に共感・賛同してくださる方、小さなことから地域貢献できるチャンスです!絵本の寄付など、気になった方はぜひご連絡ください!

 暑い夏が終わっても、熱い小松さんは健在でした!そんな小松さんが進める絵本の寄付について、引き続き絶賛募集中です(2019年3月末まで)。目標は5,000冊!あなたの家に眠る絵本をぜひ、川崎のまちづくりに役立ててみませんか?

第13回なかはら子ども未来フェスタ

5
2018年11月10日の神奈川新聞に「絵本のまち、かわさき」運動の記事が掲載されました!20181104「かわさき読書の日のつどい」
川崎市中原区を拠点に読書普及活動に取り組む一般社団法人「ビブリオポルトス」が市教育委員会から読書活動優秀団体として表彰された。家庭の本棚に眠る絵本を地域の保育所に寄贈する「『絵本のまち、かわさき』運動」の功績が認められた。代表理事の小松雄也さん(27)は「これからも本を通じて地域を結んでいきたい」と思いを新たにしている。

 かわさき読書週間(10月28日~11月10日)に合わせて開催された4日のイベントで小松さんが表彰状を受け取った。「皆さんの協力のたまもの。200人ほどから絵本が寄せられ、地域の温かさを実感した」。寄付を呼び掛けた絵本は4カ月で目標の倍にあたる2千冊に達し、40の保育所に届けることができたという。

 ラテン語で「本の港」を意味する同団体は2014年9月に設立。当時大学生で、読みたい本を紹介し合う書評合戦ゲーム「ビブリオバトル」の魅力にはまった小松さんの「多くの人に面白い本を届けたい」との思いが活動の原点だ。

 小松さんは就職した出版取次大手を1年で辞め、活動に専念。ビブリオバトルの普及をはじめ、クラウドファンディングで支援を募って児童養護施設に本を寄贈したり、高齢者向けの選書リストを配ったり、アイデアと実行力で地域密着の取り組みを続ける。
20181106_ 川崎市立下小田中小学校「読書の授業」
 6日には母校でもある市立下小田中小学校(同区)で4年生約160人に授業を実施。「将来の夢」をテーマにお薦めの1冊を後輩一人一人に紹介した小松さんは「本との出合いは人との出会い。次々と質問してくる子どもたちの姿に、人生を変える読書の力を再確認した」。今後の活動について「絵本を集めて子どもたちに届けてくれる人をそれぞれの地域で募っていく。『絵本のまち、かわさき運動』をきっかけに、本を通じた出会いを市全体に広げていきたい」とさらなる意欲を燃やしている。
2018

http://www.kanaloco.jp/article/371309

5
9月6日5
「絵本のまち、かわさき」運動は2018年7月~10月末の読書週間までを1タームとして実施しました!
まずは4か月間、地元である川崎市を中心に地域の皆様にご協力をいただきました。
この度は、皆様の温かいご支援を本当にありがとうございます。

この活動目的の一つは「絵本は消耗品」であることの喚起でもあります。
人気が高い絵本ほど消耗は激しく、修理が必要な場合も多く、名作は何冊あっても足りていません。
また私を介することなく地域の保育園に絵本を直接届けてもらえるサイクルが生まれれば素敵だと思います。園児がお昼寝をする「午睡」の時間(午後13時頃)であれば保育士さん達の負担は比較的少ないです。

新しく設立された「新規園」ほど「絵本」は足りていませんので、暫くは地元の保育園に贈り続けたいと思います。
今年度に限っては、年度内に緩やかに活動を続けてみたいと思います。
(本日も含めて11月の初週で中原区だけでも6か所、地域の皆様から絵本を受け取りに自転車で行きます!笑)

「武蔵小杉ブログ」2018年7月30日掲載記事
http://musashikosugi.blog.shinobi.jp/Entry/4276/

この活動は地元メディアにも多数の記事が掲載されました!
【川崎を絵本の街に 1000冊目標、保育園に寄贈呼び掛け】
「神奈川新聞」2018年7月19日掲載
http://www.kanaloco.jp/article/349756
神奈川新聞20180719

【眠っている本を保育園に橋渡し 市内法人が家庭に寄贈呼び掛け】
「東京新聞」2018年8月17日掲載
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201808/CK2018081702000167.html

東京新聞20180817
【家庭に眠る絵本を保育園へ 川崎の団体募る】
「朝日新聞神奈川版」2018年9月12日
https://www.asahi.com/articles/ASL9664FGL96ULOB016.html?iref=pc_ss_date
朝日新聞20180912
【読書普及へ 年内5000冊目標】
「読売新聞川崎版」2018年9月22日
読売新聞20180922
「絵本のまち、かわさき」運動ではなんと「1,900冊」の絵本が集まりました!
~7月31日【265冊】、~8月31日【666冊】、~9月31日【1,309冊】、~10月31日【1,900冊】
加速度的に共感してくれる人の輪が広がり、たくさんの絵本を受け取ることができました。
9月6日5
寄贈先の保育園は若年層人口が急増する川崎市中原区の「新規園」を中心に「自転車」で届けました。
・「第2武蔵小杉コスモス保育園
・「レイモンド元住吉保育園」
・「ぶれあ保育園・武蔵中原」
・「武蔵小杉雲母保育園」
・「みらいく木月園」
・「あいみー平間保育園」
・「ひまわりほいくえん」
・「木月ほほえみ保育園」
・「ニチイキッズひらま保育園」
平成30年度(2018年)4月開園の認定保育所だけで「9つ」。そのすべてに絵本を届けました。

次に平成29年度(2017年)4月開園の保育園に連絡し、新規園7つのうち「絵本が足りていない」と連絡のあった以下の5つの園に寄贈を行いました。
・「武蔵小杉コスモス保育園」
・「しらゆり宮内保育園」
・「にじいろ保育園武蔵中原」
・「武蔵小杉おおぞら保育園」
・「エクセレント武蔵新城保育園」

平成28年度(2016年)の新規園は6つ、そのうち4つの園に寄贈を行いました。
・「ポポラー川崎武蔵小杉園」
・「茶々むさしこすぎ保育園」
・「心花(こはな)保育園」
・「ぶどうの実平間園」

川崎市中原区の認定保育所は現在「80」あるので、新規園以外にも届けて行きます!
・「らいらっく保育園」
・「平間保育園 」
・「平間乳児保育園 」
・「茶々なかまち保育園」 
・「茶々いまい保育園」 
・「にじいろ保育園武蔵新城」
・「すみれ保育園」
・「木月保育園」

寄贈していただいた本の中に、小学生向けの「絵本」も数多くありましたため、それらは川崎市の放課後児童クラブ「わくわくプラザ」に寄贈させていただいています。
http://www.city.kawasaki.jp/450/page/0000040575.html
・川崎市立下小田中小学校(私の母校です!)
・川崎市立上丸子小学校
・川崎市立今井小学校
・川崎市立住吉小学校
・川崎市立苅宿小学校

現在、絵本を届けられた中原区の認定保育所は「26園」、小学校は「5校」です。
絵本が比較的足りていないここ3年の「新規園」には届けることができましたが、まだまだ我が家のリビングには届けられていない絵本が山積しています(800冊くらい)
自分の仕事の有休と半休を活用して「アポ取り」&「絵本を自転車で届ける」ことに一気に行っているため、年内に届けきることができればと思います。

多くの方たちに支えられて活動がここまで来ました。
7月の始めた頃は1,900冊も集まるなんて夢にも思っていませんでしたが、当初の目標1,000冊は見事に達成することができました!!本当にありがとうございます!!

先ほども申し上げましたが「絵本のまち、かわさき」運動はこれで終わりというわけではありません。
「川崎市にはどの保育園にも絵本が溢れていて困る」と怒られるまで活動を続けたいと思います。

また、この「地域から絵本を集めて、地元の保育園に届ける」というスキームが、日本全国に拡がれば素晴らしいと思います。時間はかかりますがお金が全くかからない(学生向け?)の活動なので、是非とも換骨奪胎で、様々な自治体で実践しちゃってください。そのための支援にも尽力します。

平成30年度内には緩やかに「絵本のまち、かわさき」運動を続けて行きます。
まだまだ絵本は募集中です。

今後とも宜しくお願いします。

一般社団法人ビブリオポルトス代表理事 小松雄也

スライド1
追伸:「読書の秋」に際してこのような活動も行っています!

5
2018年6月2日(土)に川崎市中原区の児童養護施設「新日本学園」のこども達55名に110冊の本を届ける寄贈式典を実施して来ました。クラウドファンディングにご協力していただいた皆様、無事に本を届けることができました。ご支援、本当にありがとうございました!

 【人生を切り拓く1冊をこども達へ。寄贈式典を6月2日(土)に実施】
IMG_0042
(新日本学園で110冊の本を届ける様子)
IMG_0030
(小学生・中学生の代表者6名に2冊ずつそれぞれ選書した本を届けました。)
IMG_0029
(弊社マスコットキャラクター「ビブニャン」も手伝ってくれました!)

一般社団法人ビブリオポルトス代表理事の小松が、3月1日(木)からの一か月間、図書寄贈のためのクラウドファンディングに挑戦し、6日目で成功させました。
https://readyfor.jp/projects/biblio-portus15585

この度、川崎市中原区にある児童養護施設「新日本学園」のこども達を対象に一人一人「自分の好きなこと」「将来の夢」等の簡単なアンケートをとり、その回答に基づいた選書を行うことで「興味のもちやすい本」を彼らに届けます。今回は施設で過ごしている55名の3歳~18歳のこども達に2冊ずつ計110冊の本を選書しました。2018年6月2日(土)14時00分より新日本学園2階の図書室で寄贈式典を行いました。

また、今回は川崎市の本屋「北野書店」の全面協力のもと、お届けする本には全面フィルムコーティングを施します!北野書店は、店舗での書籍販売はもちろん、川崎市内を中心に公共図書館や学校へ向けた外商活動も行っており、その中で川崎市の「障害者地域就労援助センター」とも連携し、図書装備の仕事も請け負っています。

2018年5月27日東京新聞に掲載。
20180527東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201805/CK2018052702000122.html

【子どもに贈る、好みの本 川崎・中原の小松さん 来月第1弾】

子どもたちに読書の習慣を広めようと活動する一般社団法人「ビブリオポルトス」の小松雄也代表理事(27)=川崎市中原区=が、子ども一人一人の興味に沿った本を選んで贈るプロジェクトを始めた。まずは自身が見学し、アンケートをして興味などをつかんだ市内の児童養護施設の子どもたちに一人二冊ずつ、計百十冊を贈る。 (小形佳奈)

 小松さんは高校卒業後、カナダに語学留学したものの、自国のことを十分に説明できず、知識の乏しさを痛感。明治大法学部に入学するまでの三年間、二日に一冊のペースで本を読んだ。大学在学中、ラテン語で「本の港」という意味のビブリオポルトスを設立。各発表者がお薦めの本を紹介し、参加者が投票で最も読みたい本を選ぶ書評合戦「ビブリオバトル」の市内開催に力を尽くしたこともある。

 出版取次会社に就職し、担当する長野県内の中学校で、アンケートを基に生徒一人一人にお薦めの一冊を選んだところ、生徒の読書量が増え、手応えを感じた。「会社の枠を超えて展開したい」と昨年五月に退職した。

 川崎市内でプロジェクトを始めるにあたり、学童保育やこども文化センターへの寄贈も検討したが、見学した児童養護施設で職員から「子どもたちは図書室にいる時間が長い」と聞き、「まずは最も読んでくれそうで必要とされているところに贈ろう」と決めた。この施設の三歳から十八歳までの五十五人に興味のあることや将来の夢を問うアンケートをして選書の参考にした。

 例えば「俳優になりたい」という中学生には、高校の演劇部を舞台にした小説を選んだ。来月、寄贈を受ける施設の施設長は「図書券での寄贈が多く、子どもの興味に合った本を選んでくれるというのは初めて。非常にユニークな取り組み」と評価する。

 小松さんは、本の購入費十万円を今年三月に一カ月間行ったクラウドファンディングでまかなった。本の取り寄せと表紙のフィルムコーティングは、市内に本社のある北野書店(幸区)に依頼。同社では、図書館などに納品する本のコーティング作業を市の障害者地域就労援助センターから紹介された障害者が担っている。北野嘉信社長(40)は「地域の力が子どもたちに役立つ。今後も協力したい」と話す。

 小松さんは「地元で手の届く範囲から人のつながりを広げたい」と、次は他の児童養護施設や保育園などに本を贈るための資金を街頭募金でも集めるつもりだ。「学年を追うごとに子どもたちは本を読まなくなるという統計があるが、川崎から不読率をゼロにしたい」と張り切る。


 これから「読書のまち・かわさき」をより具体的に実現して行くため、川崎市内のこども文化センターやわくわくプラザ、保育園などにも本を届ける活動に取り組んで参ります。今回の寄贈式典では施設のこども達も参加し、弊社公式キャラクターである「ビブニャン」も駆けつけてくれました!
IMG_0047
(110冊の本を机に並べました。以下、ブックリストを公開します。)

国境のない生き方 ヤマザキ マリ
盤上のアルファ 塩田 武士
君たちはどう生きるか 吉野 源三郎
セッター思考 竹下 佳江
ブルネイでバドミントンばかりしていたら 大河内 博
カリコリせんとや生まれけむ 会田 誠
風が強く吹いている 三浦 しをん
何のために働くのか 寺島 実郎
道を継ぐ 佐藤友美
ひゃくはち 早見 和真
「弱くても勝てます」 高橋 秀実
伝わる技術 風間 八宏
ミシン 嶽本 野ばら
銀河のワールドカップ 川端 裕人
深夜特急 沢木耕太郎
エミリー 嶽本 野ばら
東大卒プロゲーマー ときど
夏と花火と私の死体 乙一
ゾーンの入り方 室伏 広治 
変えることが難しいことを変える。 岩渕 健輔
職業としての編集者 吉野 源三郎
編集者という病い 見城 徹
大きくなる日 佐川 光晴
英語達人列伝 斎藤 兆史
ひまわり事件 荻原 浩
夏子の冒険 三島 由紀夫
宇宙のウインブルドン 川上 健一
オン・ザ・ライン 朽木 祥
ジヴェルニーの食卓 原田マハ
月と六ペンス サマセット モーム
暗いところで待ち合わせ 乙一
風の靴 朽木 祥
熱球 重松 清 
雲は湧き、光あふれて 須賀 しのぶ
ボクの音楽武者修行 小澤征爾
いちご同盟 三田 誠広
阪急電車 有川 浩
そのときは彼によろしく 市川 拓司
夜の蝉 北村 薫
武士道シックスティーン 誉田 哲也 
たのしい川べ ケネス・グレーアム
トムは真夜中の庭で フィリパ・ピアス
本日は、お日柄もよく 原田マハ
時の旅人 アリソン アトリー
物語ること、生きること 上橋菜穂子
司法記者 由良 秀之
演劇入門 平田 オリザ
幕が上がる 平田 オリザ
春や春 森谷 明子 
階段途中のビッグ・ノイズ 越谷 オサム
真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ 大沼 紀子
昨夜のカレー、明日のパン 木皿 泉
横井軍平ゲーム館 横井 軍平
ゲームの教科書 馬場 保仁
晩夏のプレイボール あさの あつこ
グラウンドの空 あさの あつこ
セカンドウィンド 川西 蘭
あと少し、もう少し 瀬尾 まいこ
今ここにいるぼくらは 川端 裕人
小学五年生 重松 清
鴨川ホルモー 万城目 学
一瞬の風になれ 佐藤 多佳子
やかまし村の子どもたち アストリッド・リンドグレーン 
エーミールと探偵たち エーリヒ ケストナー
冒険者たち 斎藤 惇夫
飛ぶ教室 エーリヒ ケストナー
霧のむこうのふしぎな町 柏葉 幸子
またたびトラベル 茂市 久美子
ぼくは「つばめ」のデザイナー 水戸岡 鋭治
電車で行こう! 川崎の秘境駅 豊田 巧
ドリトル先生アフリカゆき ヒュー・ロフティング 
ロビンソン・クルーソー ダニエル・デフォー
サッカーボーイズ はらだ みずき
宇宙のふしぎ なぜ?どうして? 宮本 英昭 
こぎつねルーファスのぼうけん アリソン アトリー
うめぼしくんのおうち モカ子
クッキーのおうさま 竹下 文子
しろいいぬ?くろいいぬ? マリオン・ベルデン クック
なぞなぞのすきな女の子 松岡 享子 
とびらをあけるメアリー・ポピンズ P.L.トラヴァース
6人のお姫さま 二宮 由紀子
リトル・プリンセス ケイティ チェイス
なでしこ物語 波野 りさ 
なでしこキャプテン! 澤 穂希
浅田真央 私のスケート人生 浅田 真央
ウォルト・ディズニー伝記 ビル・スコロン 
ながいながいペンギンの話 いぬい とみこ
クレヨン王国いちご村 福永 令三
がたん ごとん がたん ごとん
とどくかな
ピン・ポン・バス
せんろはつづく
ミッキーと かくれんぼ
カンカンカンでんしゃがくるよ
山猫たんけん隊
ちょろりんと とっけー
たんていドラえもん マジックルーペでさがせ!
知育ちがいさがしブック
おんなのこのめいさくえほん
天使のかいかた
12の贈り物
ゆめいっぱいみんなだいすき
ゆめいっぱい かがやくみらい
ぞうくんのさんぽ
めっきらもっきら どおんどん
ルドルフとイッパイアッテナ
アンパンマンうきうきどうぶつえん!
どうぶつだあれかな
アナと雪の女王 エルサのサプライズ
5歳 めいろ
2018年寄贈式典
(式典1時間前に来校し本を並べて大満足な小松。)

次回は大戸のこども文化センターへの寄贈を目指すクラウドファンディングと、川崎市のご当地作家「かこさとし」先生の絵本を保育園に届ける「募金活動」を近く開始します!
日本全国に「読書をする人」を増やして行くため、まずは地元川崎市から始めて行きます!

これからも宜しくお願いします。

一般社団法人ビブリオポルトス代表理事 小松雄也

5
本日付け(2018年3月7日)の日本経済新聞神奈川版に記事が掲載されました!
20180307日本経済新聞神奈川版
「ビブリオバトル」の伝道師!
新卒で入社した日本出版販売株式会社についても簡単に触れています!
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO27775820W8A300C1L82000/

10万円の目標に達成しましたが、次は「こども文化センター」に選書図書を寄贈するため、引き続きご支援を宜しくお願いします!

5
本日の舞台は2014年11月15日(土)。
学生が自分の好きな本を紹介しその中から観客が一番読みたいと思った本(チャンプ本)を決める書評合戦「全国大学ビブリオバトル2014~京都決戦~」の予選会が11月15日、和泉図書館で開催されました。
2014年11月15日和泉図書館ビブリオバトル2014年11月15日和泉図書館ビブリオバトル_01
主催は、法学部3年(当時)の小松雄也さんが代表理事を務める一般社団法人ビブリオポルトス。
予選会には本学をはじめ、5つの学校から14人の発表者が集い、42人の観客が参加。1組7人のビブリオバトルが行われ、予選会史上、最も激しい大会となった。
第1グループでチャンプ本を獲得したのは、専修大学3年の新垣愛香さん。1953年に書かれたレイ・ブラッドベリ「華氏451度」を紹介し、「この本で描かれた近未来と、今の時代がリンクしている」とSNSやスマートフォンによる読書文化の破壊を警告した。
第2グループでは、千葉医療センター付属千葉看護学校2年の明石健太郎さんが紹介した大津秀一「傾聴力」がチャンプ本に。明石さんは「看護師になるために、口下手な自分が目指すべき姿」と発表した。(明治大学広報第624号掲載)
明治大学広報
7人という最大人数によるビブリオバトルを2ゲーム開催しました。
(5分の発表+2分の質疑応答)×7人×2ゲームで、交代&投票時間も合わせて2時間超の大激戦。
63970_597554447038243_2641929456286677018_n
10469889_597554527038235_5301320880262417922_n
10251963_367595300078947_7745749890046555510_n
10625093_597554030371618_1282576589201517161_n
10389244_597554523704902_2074830168042655664_n
10425892_597554443704910_234239776678274820_n
10686866_597554117038276_2968989589450895470_n (1)
チャンプ本は第1ゲームは「華氏451度」

第2ゲームは「傾聴力」でした。


他に紹介された本は以下の通りです。


裸でも生きる ~25歳女性起業家の号泣戦記~ (講談社+α文庫)

儀礼としての消費 財と消費の経済人類学 (講談社学術文庫)

ツァラトゥストラかく語りき (河出文庫)

地方消滅 - 東京一極集中が招く人口急減 (中公新書)

モモ (岩波少年文庫(127))

私が明治大学を卒業してからもうすぐ2年となりますが、卒業間際に設立したMeiji Book Avenueという明治大学図書館所属の学生団体に活動は脈々と受け継がれています。明治大学和泉図書館 蛍雪時代
雑誌「蛍雪時代」にも特集記事が組まれてとても誇らしいです。
川崎市にも明治大学生田キャンパスがありますので、活動において連携して行ければと思います。

小松雄也

5
2018年3月1日(木)より児童養護施設への図書寄贈のためのクラウドファンディングを開始します!
DSC_7661
あと2週間で情報解禁です!
2000円から支援が可能ですので、宜しくお願いします!
DSC_7794

【予告】「Facebookでいいね!&シェアを宜しくお願いします!」
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1460503144076698&id=100003510796871

5
本日の舞台は2014年11月3日(月祝) 川崎市岡本太郎美術館&川崎市立多摩図書館&一般社団法人ビブリオポルトスの合同イベント!
開館時には当時小学生の私は、川崎市立下小田中小学校の社会科見学として訪れた美術館にて、その15年後にはイベントを任されるという何だか感慨深い1日でした。

「TARO本で語ろう!」岡本太郎美術館ビブリオバトルは、文化の日に川崎市岡本太郎美術館にて行われました。
本イベントは美術館開館15周年記念「TARO祭り」のラストを飾る催しとなり、70名の川崎市民が参加しました。
TARO祭り ポスター
TARO祭り ポスター_01
お勧めの本を紹介し観客が一番読みたいと思う本(チャンプ本)を決める書評合戦「ビブリオバトル」今回は「TARO本」をテーマとして岡本太郎に関連する書籍で開催しました!
2014_11_03_07398
8人の出場希望者が集まり、4人によるビブリオバトルが2回行われました。
2014_11_03_07432
・「沖縄文化論」岡本太郎
・「自分の中に毒を持て」 岡本太郎 青春文庫
・【チャンプ本】「自分を賭けなきゃ」岡本敏子
・「今日の芸術」岡本太郎
2014_11_03_07425
・「かの子繚乱」 瀬戸内晴美(寂聴)講談社文庫
・「一平かの子 心に生きる凄い父母」(チクマ秀版社)
・【チャンプ本】「美の呪力」
・「自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか」2014_11_03_074782014_11_03_07472
2014_11_03_07463
こんなに壮絶なビブリオバトルがあるのか!というのが率直な感想でした。
「私、この本で離婚の危機を乗り越えたんです」という冒頭から飛ばしてくる女性や、本の紹介中に朗読して涙を流し始める女性(熱量が凄かった)等、岡本太郎好きには濃い人(褒め言葉です)しか集まらないのかと驚愕したことを覚えています。

このイベントの様子は下記のハンドブックに寄稿していますので、一読していただければ幸いです。


私自身も岡本太郎が大好きで「自分の中に毒を持て」は座右の書の一冊です。朝日中高生新聞20160417 「自分の中に毒を持て」岡本太郎
このような濃厚に過ぎるイベントをまた開催したいですねー!
開館当時は小学生だった私が、15周年記念のイベントを任されるという感慨深い1日でした。
読書の秋でもある「文化の日」にこのようなイベントを担当できたことを光栄に思います。
「読書のまち、かわさき」をこれからも盛り上げて行きたいです。


小松雄也





5
「ボクの音楽武者修行」小澤征爾 新潮文庫

本作は、彼が26歳の時に、渡欧の経験を自伝としてまとめたものです。
小澤征爾は神奈川県川崎市幸区戸手町で過ごしたこともあり、本書の中で「川崎で飲む」という言葉が著者の当時の手紙の中で頻繁に登場します。地元・川崎市に縁があるとは、何とも嬉しいものです。

ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)
1. 新しいことに挑戦する喜び
全く知らなかったものを知る、見る、ということは、実に妙な感じのするもので、ぼくはそのたびにシリと背中の間の所がぞくぞくしちまう。日本を出てから帰ってくるまでの、二年余り、いくつかのゾクゾクに出会った。
私は高校を卒業した後、大学には行かず(どこも受からずに笑)にカナダのバンクーバーへと飛び込んだ経験があります。初の単身での海外渡航、行の成田空港出発ロビーは、既に経験したことのない異世界でありました。拙い英語力で色々な国の人たちへ、一所懸命に話しかけました。心細かったですが、同時に何とも言えない高揚感がありました。あの時の感覚は、今でも昨日のことのように覚えています。

2. 動けば打開できる
外国の応募者にまじって、言葉のよく通じないぼくが孤軍奮闘しようというのだから、その悲壮ぶりを想像していただきたい。
カナダに着いた後はすぐに滞在先の近くにある公園に行き、地域コミュニティーに飛び込みました。そこにいたのは中学生の野球チームで、練習を見守っている父兄の人たちへ声をかけてみました。「今日、私は日本から来たのだ!」と力強く伝えると、彼らは私を快く歓迎してくれました。何とその次の日には、50人くらいが参加したハンバーガー・パーティに招待してくれたのだから、驚きでした。私の不安はどこかに吹き飛んでしまいました。例え心許なくとも、力いっぱいに挑戦すれば、素晴らしい道は自ずと開けてくるのです。

3. 食う寝るはエネルギーの源
何より、柔軟で鋭敏で、しかもエネルギッシュな体を作っておくこと。また音楽家になるよりスポーツマンになるようなつもりでスコアに向かうこと。
カナダでの野球生活が始まりました(名目は語学留学なのに)。運動不足の体では、彼らと渡り合うことは難しいです。私はどういうことか、留学二日目にして彼らの打撃コーチとして、チームに参加することになりました。しかし、夏の練習は非常に体力を消耗します。私に語学学校へと通う気力は、既にありませんでした(おい!)。これだけは本当にもったいないことをしました。何をするにせよ、体力だけはつけておくに越したことはありません。

こちらも朝日中高生新聞で書評を書きました。なかなか好評だった記事です。
朝日中高生新聞20160515「ボクの音楽武者修行」小澤征爾 小さい
「異国で奮闘する姿に勇気」
この本は、世界的な指揮者である小澤征爾が26歳の時に書いた自伝的エッセイです。小澤氏は音楽家として生きる道を決心し、ヨーロッパを周る中で、数多くの手紙を家族や友人に送りました。文中には当時の手紙がそのまま引用されているので、異文化の中で奮闘する様子を、読者も追体験することができます。
私は高校を卒業してすぐに、カナダのバンクーバーに留学しました。その時に日本から持ち込み、辛いことや苦しいことがある度に読み直したのがこの本です。
ギターを背負い、日の丸を掲げたスクーターでフランスを巡る作者の一人旅は、好奇心と喜びに満ちあふれています。見知らぬ人たちと出会い、試行錯誤しながらも自分の意志を表現することで、新しい道を切り開いていく……。行き当たりばったりだけれど、徹底した努力と持ち前の固い信念で、国際的な指揮者コンクールに挑戦していく様子は、初めて異国の地で生活する私を、大いに励ましてくれました。
留学の際に、落ち込んだとしてもこの本を読めば、きっと立ち上がるエネルギーが湧いてくるはずです。

小松雄也

5
今回の舞台は2014年8月2日、大学3年生の夏休みの一幕です。
【第1回宮前図書館ビブリオバトル入門&体験講座 】
中原図書館・多摩図書館と続き、今回も司会進行を務めました。
第1回宮前図書館
宮前市民館・宮前図書館の共催事業として実施しました!
この頃はまだ起業前なので「ビブリオバトル普及委員会」の小松です。10357818_539302729530082_7249782965781931119_n
【第1回宮前図書館エキジビジョンマッチ】
初めに3名の方にビブリオバトルを実践していただきました。
5分の発表と3分の質疑応答で、ビブリオバトルは進んで行きます。

1冊目「デジタルカメラによる星空の撮り方」

デジタルカメラによる星空の撮り方―きれいな星空を印象的に撮る
2冊目「沖縄ディープインパクト食堂」

沖縄ディープインパクト食堂
3冊目【チャンプ本】「センス・オブ・ワンダー」

センス・オブ・ワンダー
レイチェルが最も伝えたかったのは、すべての子どもが生まれながらに持っている「センス・オブ・ワンダー」、つまり「神秘さや不思議さに目を見はる感性」を、いつまでも失わないでほしいという願いだった。そのために必要なことは、「わたしたちが住んでいる世界のよろこび、感激、神秘などを子どもといっしょに再発見し、感動を分かち合ってくれる大人が、すくなくともひとり、そばにいる」ことだという。本文中に挿入されているメーン州の海辺、森、植物などをとらえた写真も美しい。『沈黙の春』と同様、読者の魂を揺さぶらずにはおかない1冊である。(清水英孝)

ビブリオバトル体験
4人1組でチームを作り、5分の発表と3分の質疑応答でワークショップを実施しました。2014年8月2日川崎市立宮前図書館ビブリオバトル
以下、紹介された本を掲載して行きます。10562941_539302629530092_5267210797182941147_n
・【チャンプ本】「蜘蛛の糸・杜子春」芥川龍之介
・【チャンプ本】「とまらない」三浦和良
・【チャンプ本】「忍者の教科書」
・【チャンプ本】「魔法使いハウルと火の悪魔」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
(全員が違う本を読みたい!とそれぞれ投票するとこんなことが起こります!)10513492_539302586196763_6790215049811755028_n
・【チャンプ本】「三国志」北方謙三
・【チャンプ本】「人生はニャンとかなる!」水野敬也・長沼直樹
・「旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。」 萬屋直人
・「仮設のトリセツ」
・「工場萌え」
10478082_539302609530094_6609074148129951542_n
・【チャンプ本】「金の空想科学読本」柳田理科雄・近藤ゆたか
・【チャンプ本】「守護天使」上村佑
・「ハリー・ポッターと私に舞い降りた奇跡」松岡佑子
・「とぶ船」ヒルダ・ルイス

川崎市にある7つの区の内、中原・多摩・宮前と3図書館での開催が実現しました。
人生初の社会起業まであと1ヶ月と少し。活動はどんどん飛躍して行きます!

小松雄也

このページのトップヘ