「絵本のまち、かわさき」と社会起業家 小松雄也の活動記録

【経歴】神奈川県川崎市出身。明治大学法学部を卒業後、出版業界最大手に就職。入社1年目で複数の企画で全社1位となり、社内のビジネスコンテストでは優秀アイデア賞を獲得。その後独立。 学生時代に周りの「読書離れ」が進んだ現状に強い危機感を抱く。大学図書館で一人奮闘する中、書評合戦ビブリオバトルと出会い、本を通じた人々の交流に可能性を見出す。2014年に読書を通じた世代間の交流、地域活性化や読書教育へと本格的に取り組むため、在学中に一般社団法人ビブリオポルトスを設立。小中学校での読書教育や、新聞で書評を担当する等、精力的な読書普及活動を続ける。第31回人間力大賞 会頭特別賞。「川崎市における読書普及活動」で第10回マニフェスト大賞 審査委員会特別賞(秋吉久美子選)を受賞。

カテゴリ: 「絵本のまち、かわさき」

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いよいよ4月7日(日)が投票日です!
地元出身、小松雄也(28)は選挙戦に楽しく挑んでいます!
小松雄也【本番ポスター】
こちらを中原区内の213か所に自分達で設置しました!(3月29日8時30分~告示日より)56301781_1979206518873022_1048820667106983936_n
年度末最後の平日ということで、同世代が全く有給休暇を取れなかったため、
地域のママさん達や大学の後輩、親友が協力してくれました!開始3時間で完了!
本当に地域の皆様に支えられています!!本当にありがとうございます!!
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3月30日・31日は毎週火・金に午前5時30分~8時30分でそれぞれ演説をしている東横線・元住吉駅(住吉書房)&JR南武線・武蔵中原駅!
本の妖精「ビブニャン」と共に選挙活動を行いました!!

運命(!)の投票日は4月7日(日) 7時00分~20時00分です!!!
もし予定があっても、4月6日(土)まで毎日「中原区役所4階」と「国際交流センター」でそれぞれ「朝9時00分~20時00分」の時間で「期日前投票」ができます!!

毎日全力を出して選挙戦に挑みます!!
中原区の皆様への呼び掛け&投票を、是非とも宜しくお願いします!!!

【選挙公報 小松雄也(28) 】
小松雄也【選挙公報】
(1) 豊かな子どもたちを育むまちへ!
(2)「自分で考える力」が身につく教育制度改革!
(3)「高齢者」が孤立しない地域社会の実現!
(4)「読書の力」で世代間の交流を促進する!
(5)「選挙カー」の廃止を目指します!

【本を通じて川崎市の人々をつなぐ活動をしてきました】
「小松雄也(28)」 読書の党 党首
◉平成 3 年大阪生まれ
◉室町幼稚園卒
◉川崎市立下小田中小学校卒
◉川崎市立西中原中学校卒(野球部) 
◉日本大学高校卒
◉明治大学法学部法律学科卒
◉日本出版販売(株)出身
◉一般社団法人ビブリオポルトス代表理事

【受賞歴】
◉明治大学法学部学部長表彰学術活動優秀者(2014・2016)
◉明治大学創立者記念奨学金岸本辰雄奨学金
◉第10回マニフェスト大賞 審査委員会特別賞(秋吉久美子選)
◉第31回人間力大賞 会頭特別賞
◉平成30年読書活動優秀団体として「川崎市教育委員会」より表彰

【10年後、20年後の川崎をつくる】
学生の頃から川崎市で読書普及活動に尽力。書評合戦ビブリオバトルの推進や「絵本のまち、かわさき」運動等、中原区を中心に継続した市民活動を実施。

【昨年のメディア掲載一覧(Web媒体がある記事のみ)】
2018年3月7日「日本経済新聞神奈川版」  「ビブリオバトル」の伝道師 読書体験 地域にもっと
20180307日本経済新聞神奈川版
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO27775820W8A300C1L82000/

2018年3月14日「神奈川新聞」 人生切り拓く本を 養護施設に100冊選び寄贈へ20180314神奈川新聞

2018年5月27日「東京新聞」 子どもに贈る、好みの本 川崎・中原の小松さん 来月第1弾20180527東京新聞

2018年7月19日「神奈川新聞」 川崎を絵本の街に 1000冊目標、保育園に寄贈呼び掛け神奈川新聞20180719

2018年8月17日「東京新聞」 眠っている本を保育園に橋渡し 市内法人が家庭に寄贈呼び掛け東京新聞20180817

2018年9月12日「朝日新聞神奈川版」 家庭に眠る絵本を保育園へ 川崎の団体募る朝日新聞20180912

2018年9月18日「神奈川新聞」高齢者、読書談義に花咲かせて 施設にお勧め本リスト寄贈
https://www.kanaloco.jp/article/entry-36337.html

2018年11月12日「神奈川新聞」絵本通じ地域結ぶ 川崎市教委が、読書活動優秀団体を表彰神奈川新聞20181110
https://www.kanaloco.jp/article/entry-38936.html

2018年12月21日「東京新聞」サンタが贈る善意の絵本 川崎の子育て支援センターXマス会で48409346_1840280942765581_1469594180689854464_n
https://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201812/CK2018122102000129.html

2018年12月21日「神奈川新聞」子ども70人へプレゼント「絵本サンタ」に歓声 川崎で読書普及に取り組む小松さん
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https://www.kanaloco.jp/article/entry-146730.html

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この度、小松雄也は市政に挑戦する決意を固めました。【小松雄也】
【川崎市議選(中原区) 小松氏が立候補表明】タウンニュース中原区版2019年2月8日
https://www.townnews.co.jp/0204/2019/02/08/468741.html
 来春の川崎市議選(中原区)に、下小田中出身の小松雄也氏(28)が立候補する意向であることが分かった。これに合わせて政治団体「読書の党」を立ち上げた。
 小松氏は、下小田中小、西中原中、日大高、明治大学法学部を卒業。本の普及に向け「ビブリオバトル」を通じて地域交流に力を注いできた。小松氏は「子ども達の読書環境を整備し自己肯定感を高められる環境にしたい。本を通じて世代間交流の場を作りたい」と話す。
【小松雄也】リーフレット
【絵本通じ地域結ぶ 川崎市教委が、読書活動優秀団体を表彰】
神奈川新聞掲載2018年11月10日
http://www.kanaloco.jp/article/371309

 川崎市中原区を拠点に読書普及活動に取り組む一般社団法人「ビブリオポルトス」が市教育委員会から読書活動優秀団体として表彰された。家庭の本棚に眠る絵本を地域の保育所に寄贈する「『絵本のまち、かわさき』運動」の功績が認められた。代表理事の小松雄也さん(27)は「これからも本を通じて地域を結んでいきたい」と思いを新たにしている。

 かわさき読書週間(10月28日~11月10日)に合わせて開催された4日のイベントで小松さんが表彰状を受け取った。「皆さんの協力のたまもの。200人ほどから絵本が寄せられ、地域の温かさを実感した」。寄付を呼び掛けた絵本は4カ月で目標の倍にあたる2千冊に達し、40の保育所に届けることができたという。

 ラテン語で「本の港」を意味する同団体は2014年9月に設立。当時大学生で、読みたい本を紹介し合う書評合戦ゲーム「ビブリオバトル」の魅力にはまった小松さんの「多くの人に面白い本を届けたい」との思いが活動の原点だ。

 小松さんは就職した出版取次大手を1年で辞め、活動に専念。ビブリオバトルの普及をはじめ、クラウドファンディングで支援を募って児童養護施設に本を寄贈したり、高齢者向けの選書リストを配ったり、アイデアと実行力で地域密着の取り組みを続ける。

 6日には母校でもある市立下小田中小学校(同区)で4年生約160人に授業を実施。「将来の夢」をテーマにお薦めの1冊を後輩一人一人に紹介した小松さんは「本との出合いは人との出会い。次々と質問してくる子どもたちの姿に、人生を変える読書の力を再確認した」。今後の活動について「絵本を集めて子どもたちに届けてくれる人をそれぞれの地域で募っていく。『絵本のまち、かわさき運動』をきっかけに、本を通じた出会いを市全体に広げていきたい」とさらなる意欲を燃やしている。【小松雄也】リーフレット_01
【10年後・20年後の川崎をつくる】
(1) 豊かな子どもたちを育むまちへ
 中原区は若い世代の人口増加が進み、子どもが増え続けています。保育所の整備に限らず、一時保育や病児・病後の設備を拡充し、快適な子育てができる環境づくりに尽力します。

(2) 「自分で考える力」が身につく教育制度改革
 従来の「読 む」「書 く」力も重要ですが、今後はより「聞く」「話す」能力が強く求められます。自発的に物事を考え、行動できる子どもたちを育成するカリキュラムを推進します。

(3) 「高齢者」が孤立しない地域社会の実現
 中原区の多くの社会活動は高齢者の皆様が大きな役割を担っています。これからの川崎は多世代で積極的に自分ができることを実行し、誰も孤立することがない社会を実現します。

(4) 「読書の力」で世代間の交流を促進する
 自分の好きな本を通じて人々と交流する「ビブリオバトル」を中原図書館や中原市民館、川崎市教育委員会等と協力して学生の頃から推進して来ました。地域コミュニティをさらに活発にするため「読書の力」をフル活用します。

(5) 「無関心の打破」市政を自分事として考えるように
 市や区が実施している「ワークショップ」の周知徹底や、投票率 40%アップを実現するため「政治を面白く」伝えることに尽力します。世代間の投票率がバランス良く伸びるように、多くの人たちに興味を持ってもらえるような企画を継続して実行します。

(6)「武蔵小杉~武蔵溝ノ口」交通手段の充実
人口増大に連れて、通勤・通学時間のJR南武線は年々より苛烈な環境になっています。6両編成を増やすにはプラットホームの問題もあり実現は難しい中で、シャトルバス等を活用した往復便の充実など、交通の選択肢を増やすことを模索して実現します。

(7)「選挙カー」の廃止を目指します ※まずは川崎市中原区で
そろそろ候補者の名前を大音量で連呼するだけの「選挙カー」は廃止しませんか。子どもたちが快適に勉強・読書をできる環境を、選挙期間中とは言えども妨害することは無意味だと思います。自転車で、地声で、それこそ環境に優しい選挙をまずは中原区で実現しませんか。

(8)徹底した防災対策
最近は大型台風やゲリラ豪雨が頻発し、土砂崩れや道路の冠水、家屋への浸水被害などが発生しています。これらの対策として迅速な避難体制を整備するとともに、治山治水事業や砂防事業を推進します。


【なぜ政治なのか?】
 保育園に本を届ける活動を始めたのは、地元で保育士になった友人の「保育園に絵本が足りていない」という言葉がきっかけでした。中学生の頃からタワーマンション建設でまちが変わっていく様子を目の当たりにしながら、保育園や学校に本を届ける活動の中で、子育てや教育の現場と「行政のせい」と諦めてしまう現状を見てきました。
 このまちの未来のことを、もっと若い世代が声をあげて決めていくべき。でも同世代は政治に無関心で、参加しやすい「面白い政治」が必要で、乳幼児から高齢者まで川崎の様々な世代が活躍しやすい環境をつくりたいと決意しました。

地盤・看板・鞄と、選挙に必要な「3バン」そのすべてが無い状態から始めたいと思います。
リーフレットは10万部発行し、早朝に駅前で配り、日中はポスティングを続け、夜は熱い人達と集まる毎日です。地道に、誠実に、圧倒的な努力で全力で行きたいと思います。
「絵本のまち、かわさき」の活動で見つけた地域の社会課題を、自分のできることから解決します。
この目標達成には、皆様のご助力が必要です。是非ともご一緒に取り組んでいただければ幸いです。
どんなに小さなことでも大助かりです。一緒に川崎市を盛り上げて行きましょう!

今後とも宜しくお願いします。



一般社団法人ビブリオポルトス代表理事 小松雄也


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【2018年12月21日の神奈川新聞&東京新聞の朝刊に載りました】
「地域子育て支援センターおおと」に「絵本サンタ」で子どもたちに絵本をプレゼントした様子を記事にしていただきました!
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「サンタ🎅が贈る善意の絵本」東京新聞
各家庭で読まれなくなった絵本の寄付を呼び掛けていた川崎市中原区の一般社団法人「ビブリオポルトス」代表理事の小松雄也さん(27)は二十日、同区上小田中の市地域子育て支援センターおおとで、親子連れ約五十組に、集めた絵本を贈った。小松さんがサンタクロースに仮装し、子どもたちに一冊ずつ手渡した。 (大平樹)

 この日は、センターのクリスマス会。クリスマスにちなんだ音楽の演奏や演劇があった後、赤と白色の衣装と白色の付けひげ姿の小松さんが姿を見せると、子どもたちから歓声が上がった。未就学児が読みやすいように、判型の小さい絵本をあらかじめ選んだ小松さんが、一人一人に手渡した。受け取った本を早速広げる子どももいた。

 同区の吉田香澄さん(30)は、長女の直央(なお)ちゃん(3つ)が絵本を受け取ると、「自分で選ぶと偏ってしまう。ずっと同じ本を読むより、寄付を通じて地域で本が回れば、多くの種類を読める。自分も寄付できたらいい」と話した。

 読書啓発を進めてきた小松さんは、地域の保育園などに絵本を贈ろうと、読まれなくなった絵本の寄付を呼び掛ける活動を今年夏に開始。活動を報じる本紙記事を見た人など市内外の約二百人から約二千八百冊が集まり、四十カ所の認可保育所と十二カ所のわくわくプラザに絵本を贈った。

 小松さんは取材に「集まった量に自分でもびっくりした。広い範囲から寄付があり、地域での広がりを感じた」と話した。来年夏ごろに活動を再開する予定だ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201812/CK2018122102000129.html

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「絵本サンタ」に歓声 川崎で読書普及に取り組む小松さん
子ども70人へプレゼント

サンタからの突然の贈り物に親子でびっくり、にっこり-。川崎市中原区を拠点に読書普及活動に取り組む一般社団法人「ビブリオポルトス」代表理事の小松雄也さん(27)が20日、同区上小田中の「地域子育て支援センターおおと」を訪れ、サンタに扮(ふん)して乳幼児約70人に絵本をプレゼントした。

 小松さんは、読みたい本を紹介し合う書評合戦ゲーム「ビブリオバトル」の普及や、クラウドファンディングで支援を募って児童養護施設に本を寄贈する取り組みを続けている。


 こうした活動に加え、今年7月からは、家庭の本棚に眠っている絵本を地域の保育所などに寄贈する「絵本のまち、かわさき」運動を開始。これまでに約2800冊の本が集まり、市内40カ所の認可保育所、12カ所のわくわくプラザ(学童保育)に届けている。


 12月に入ってからは、「絵本サンタ」として市の地域子育て支援センターを中心に計7カ所を巡回中だ。市から委託を受け、「地域子育て支援センターおおと」で子育て相談や子育て講座、絵本の読み聞かせなどを行っているNPO法人ぐらす・かわさきが小松さんの活動を知り、「絵本サンタ」の来訪を頼んだ。

 20日、小松さんは同センターのクリスマス会に合わせて登場。寸劇でサンタ役になった小松さんから一人一人に絵本のプレゼントがあると知らされると、集まった保護者から「えー!」と喜びの声が上がった。

 3歳の長女直央(なお)ちゃんとともに訪れた中原区の吉田香澄さん(30)は「絵本の好みは偏りがちになりますが、こうした形で贈られるといろいろな種類の本に出合える。地域の中で本が循環するのはとてもいいですね」と喜んだ。直央ちゃんは「くだもの」という絵本をもらい、にっこり笑顔でページを繰っていた。

 「ママさんたちもとてもうれしそうです」とNPO法人ぐらす・かわさきの上村加奈子さんも「絵本サンタ」を大歓迎していた。

 「『サンタさんからもらった絵本』と言って大事にしてくれている子どもがいるのを知りました。ほんとにうれしい」と小松さん。

 「絵本のまち、かわさき」運動は地域の中で徐々に広がり、賛同者が絵本を集め始めている。小松さんは「中原区だけでなく、市内全域でこの運動を広げていきたい」と話している。
http://www.kanaloco.jp/article/378924

絵本サンタ

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神奈川新聞20181110
2018年11月10日「神奈川新聞掲載」

川崎市中原区を拠点に読書普及活動に取り組む一般社団法人「ビブリオポルトス」が市教育委員会から読書活動優秀団体として表彰された。家庭の本棚に眠る絵本を地域の保育所に寄贈する「『絵本のまち、かわさき』運動」の功績が認められた。代表理事の小松雄也さん(27)は「これからも本を通じて地域を結んでいきたい」と思いを新たにしている。

 かわさき読書週間(10月28日~11月10日)に合わせて開催された4日のイベントで小松さんが表彰状を受け取った。「皆さんの協力のたまもの。200人ほどから絵本が寄せられ、地域の温かさを実感した」。寄付を呼び掛けた絵本は4カ月で目標の倍にあたる2千冊に達し、40の保育所に届けることができたという。

 ラテン語で「本の港」を意味する同団体は2014年9月に設立。当時大学生で、読みたい本を紹介し合う書評合戦ゲーム「ビブリオバトル」の魅力にはまった小松さんの「多くの人に面白い本を届けたい」との思いが活動の原点だ。

 小松さんは就職した出版取次大手を1年で辞め、活動に専念。ビブリオバトルの普及をはじめ、クラウドファンディングで支援を募って児童養護施設に本を寄贈したり、高齢者向けの選書リストを配ったり、アイデアと実行力で地域密着の取り組みを続ける。

 6日には母校でもある市立下小田中小学校(同区)で4年生約160人に授業を実施。「将来の夢」をテーマにお薦めの1冊を後輩一人一人に紹介した小松さんは「本との出合いは人との出会い。次々と質問してくる子どもたちの姿に、人生を変える読書の力を再確認した」。今後の活動について「絵本を集めて子どもたちに届けてくれる人をそれぞれの地域で募っていく。『絵本のまち、かわさき運動』をきっかけに、本を通じた出会いを市全体に広げていきたい」とさらなる意欲を燃やしている。

http://www.kanaloco.jp/article/371309


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2018年12月9日「神奈川新聞掲載」
【推し本の魅力を語り尽くす 川崎でビブリオバトル交流】

お薦めの本の魅力を語り合い、読みたくなった本を選ぶ「ビブリオバトル」が8日、川崎市中原区の中原図書館で開かれ、約40人の参加者が未知の本と人との出会いを楽しんだ。市内で読書の普及に取り組む一般社団法人「ビブリオポルトス」(小松雄也代表理事)の主催。


 初の参加者も多く、まずは経験者ら3人が「絵本」をテーマにデモンストレーションのバトルを行った。

 「竜のはなし」(宮沢賢治著、戸田幸四郎絵)、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」(ティム・バートン作・絵)、「おおきな木」(シェル・シルヴァスタイン作・絵)の3冊を5分間ずつ紹介。「ハッピーエンドですか?」といった会場からの質問に、それぞれが推す本の魅力を懸命に伝え、多数決により明治大大学院生の小林直弘さん(26)が薦める「竜のはなし」が「チャンプ本」に決まった。

 その後、観戦者もミニバトルに参戦。4~5人で輪になり、好きな本について語り合った。「初対面の人でも本を介せばすぐに打ち解けることができます」と小松代表理事。初めは緊張気味だった参加者の表情も緩み、和やかな笑顔があちこちで生まれた。

 初参加した法政二高1年生の東千花さんは「カラスの教科書」(松原始著)を推し、「チャンプ本」に選ばれた。「大人の方々を前に緊張したけれど、優しく聞いてくれ、助け舟も出してくれたので、うれしかった」と話した。
http://www.kanaloco.jp/article/376555

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◇一般社団法人ビブリオポルトス 代表理事 小松 雄也 ◇
ポスター 小サイズ

https://www.tsuna-good.city.kawasaki.jp/report/2465

Part1はこちら

 自ら”自転車”で絵本を届ける「絵本のまち、かわさき」運動など、読書文化の普及に取り組む小松雄也さん。11月4日(日)中原市民館で開催された「第16回かわさき読書の日のつどい」にて、小松さんが代表を務める「一般社団法人ビブリオポルトス」が、市内読書活動優秀団体として表彰されました。
 気になる「絵本のまち、かわさき」運動のその後や、次なるステージへの展望など、改めてお話を聞いてみました。小松さん、再び―。

-不要になった絵本を集め、地域の保育園に届ける「絵本のまち、かわさき」運動。おかげさまで、当サイトでも前回の掲載が大きな反響を呼びました。今回は「小松さん、再び」ということで、あれから2か月ほど経ちましたが、その後について伺います。
 絵本は10月末の時点で1,900冊集まりました。私の地元、若年層人口が急増する中原区の「新規園」を中心に、また、頂いた本の中には小学生向けの絵本も数多くあり、それらは放課後児童クラブ「わくわくプラザ」に寄贈しました。10月末時点で、認可保育所26園(区内全80園)、小学校5校(区内全18校)に届けることができましたが、まだまだ届けきれていない本がたくさん、わが家を占拠しています(笑)。
(ちなみに11月8日時点では寄付:2,200冊、寄贈先:認可保育所40園・小学校10校とのこと!)
 また、当初予定していた募集期間は終わったのですが、今もどんどん寄付の声がある状況で、来年3月まで、絵本の募集を続けることにしました。中学の同級生のお母さんたちが「小松君が頑張っているんだって!」と、周りに声掛けしてくださったり、PTAの会で紹介してくださったりと、中原区で始めた活動が全市、最近では市外にも広まっていて、かなり手応えを感じています。
 さすがに遠い地区からは郵送で受け付けていますが(笑)、上方修正した目標の5,000冊に向けて、これからも自転車を漕ぎまくります!

-今回「第16回かわさき読書の日のつどい」にて、小松さんの活動が表彰されました。達成感についてはいかがですか?
 表彰していただきとても嬉しいです。私の活動は絵本を寄贈してくれる方からの「橋渡し」であるので、運動に協力していただいた全ての皆様に、改めて感謝を申し上げたいと思います。
 達成感はもちろんありますが、ここからさらに活動が広まり、私が“自転車操業”でやっている絵本の寄付サイクルが、川崎市、ゆくゆくは全国で、当たり前の文化になってくれたら嬉しいです。子どもたちも、絵本が充実されることで、小さい頃から本を身近に感じ、読書の習慣が身についてくれることでしょう。

-今回の表彰をはじめ、様々な場面で小松さんやビブリオポルトスの記事を目にする機会が増えました。この後はどんな企画を考えていますか?
 色々なところから取材の依頼を頂いています。つなぐっどさんもですね!
 近いところでは、11月23日(金・祝)に中原区役所で開催される「なかはらこども未来フェスタ」で、会場1階に絵本の回収ブースを設けていただくことになりました。こういう機会を頂ければ、今まで私一人で行っていた回収作業が一気にはかどります。寄付する人にとっても、私と予定を合わせることなく、1~2冊でも気軽に寄付できると思うので、今回どのくらい集まるのか、とても期待しています。
 また、12月8日(土)中原図書館にて、約3年ぶりとなる“ビブリオバトル”を開催することになりました。私の活動の原点、他者に自分の選んだ本の魅力を伝える、書評合戦です。読書というパーソナルな活動を、個人的なものにとどまらず、コミュニケーションの手段として、外側へ発信する、なおかつバトル!とても面白いイベントです。
 他にも、各中学校区にある「こども文化センター」へ漫画を全巻セットで寄付するなど、様々実施中です。

 最後に、私の“熱意”に共感・賛同してくださる方、小さなことから地域貢献できるチャンスです!絵本の寄付など、気になった方はぜひご連絡ください!

 暑い夏が終わっても、熱い小松さんは健在でした!そんな小松さんが進める絵本の寄付について、引き続き絶賛募集中です(2019年3月末まで)。目標は5,000冊!あなたの家に眠る絵本をぜひ、川崎のまちづくりに役立ててみませんか?

第13回なかはら子ども未来フェスタ

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2018年11月10日の神奈川新聞に「絵本のまち、かわさき」運動の記事が掲載されました!20181104「かわさき読書の日のつどい」
川崎市中原区を拠点に読書普及活動に取り組む一般社団法人「ビブリオポルトス」が市教育委員会から読書活動優秀団体として表彰された。家庭の本棚に眠る絵本を地域の保育所に寄贈する「『絵本のまち、かわさき』運動」の功績が認められた。代表理事の小松雄也さん(27)は「これからも本を通じて地域を結んでいきたい」と思いを新たにしている。

 かわさき読書週間(10月28日~11月10日)に合わせて開催された4日のイベントで小松さんが表彰状を受け取った。「皆さんの協力のたまもの。200人ほどから絵本が寄せられ、地域の温かさを実感した」。寄付を呼び掛けた絵本は4カ月で目標の倍にあたる2千冊に達し、40の保育所に届けることができたという。

 ラテン語で「本の港」を意味する同団体は2014年9月に設立。当時大学生で、読みたい本を紹介し合う書評合戦ゲーム「ビブリオバトル」の魅力にはまった小松さんの「多くの人に面白い本を届けたい」との思いが活動の原点だ。

 小松さんは就職した出版取次大手を1年で辞め、活動に専念。ビブリオバトルの普及をはじめ、クラウドファンディングで支援を募って児童養護施設に本を寄贈したり、高齢者向けの選書リストを配ったり、アイデアと実行力で地域密着の取り組みを続ける。
20181106_ 川崎市立下小田中小学校「読書の授業」
 6日には母校でもある市立下小田中小学校(同区)で4年生約160人に授業を実施。「将来の夢」をテーマにお薦めの1冊を後輩一人一人に紹介した小松さんは「本との出合いは人との出会い。次々と質問してくる子どもたちの姿に、人生を変える読書の力を再確認した」。今後の活動について「絵本を集めて子どもたちに届けてくれる人をそれぞれの地域で募っていく。『絵本のまち、かわさき運動』をきっかけに、本を通じた出会いを市全体に広げていきたい」とさらなる意欲を燃やしている。
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http://www.kanaloco.jp/article/371309

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「読書の秋」が深まって来ました。本日11月3日は「文化の日」です。

20年以上応援している川崎フロンターレは今日も柏レイソル戦を3-0で完勝したそうです!
二連覇はもう目の前!!楽しくて仕方がありません!!

最近は川崎フロンターレも特に忙しくてご一緒できていませんが、3年前の2015年には川崎市教育委員会と川崎フロンターレが実施している「川崎フロンターレと本を読もう!」事業を任されたことがあります。
弊社「一般社団法人ビブリオポルトス」が川崎フロンターレの現役選手たちによる「おすすめ本ガチンコバトル!!」の監修を行いました。
川崎フロンターレ
(ここの左下に【監修:一般社団法人ビブリオポルトス】とあります)
http://www.library.city.kawasaki.jp/pdf/27_frontale_booklet.pdf

「キックオフ!“読書のまち かわさき”Vol.7」 という毎年発行されるリーフレットの形式で、川崎市全域の図書館に配布されています。
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対決ジャンル①「スポーツ」

 

小林悠 FW 背番号11

DFと駆け引きをしながら絶妙のタイミングで裏のスペースに抜け出すプレーを得意とするFW。昨シーズンはJリーグで得点数を伸ばし、今年度も日本代表に選出されるなど、大きく飛躍する
シーズンを迎えている。フロンターレファンからは、読書好きで有名な選手だが、意外にも読書が好きになったのは、フロンターレに加入した時。先輩の選手が休憩時間に読書をしながらコーヒーを飲んでいた姿に憧れて、真似してみたのがきっかけ。

 

小林悠 選手 おすすめ本

「ジョコビッチの生まれ変わる食事」
ノバク・ジョコビッチ/著三五館 

 

【本の紹介】

プロテニス選手のジョコビッチが、試合の途中でガス欠になることが多く、練習など努力しているのになぜ?と疑問を抱き悩んでいた時にある医師に出会い「小麦をやめなさい」と言われます。実家がピザ屋を営んでいたこともあり、小麦のある生活を送ってきたジョコビッチでしたが、グルテンフリーの食生活に切り替え、体調の変化やキレの良さを自覚していきます。小麦アレルギーの人は14日間グルテンフリーの生活をして、15日目にパンをひと切れ食べた時に体の変化を感じるはずー。ということも本に書かれています。

 

【読んだキッカケ・好きになった理由】
ケンタロウ(森谷選手)が読んでいて、大学時代のメンタルトレーナーと話をした時にも聞いて、読んでみようかなと思いました。余談ですが、最初にアマゾンで買った時に英語版を買ってしまい、日本語版を買いなおしました。

 

【面白かったところ・最も感動した場面】

小麦が苦手な人にある事をすると分かるという場面があって、それが非常に面白かったです。
ぜひ読んで試してみて。

 

【サッカー選手として本から影響を受けたこと】

食生活は奥さんの協力もあり、気を遣っているし、いいと聞いたらなんでも試したくなるので、現在、グルテンフリーを実行中!結果は、どうなるでしょうか?!

 

 

井川祐輔 DF 背番号4

アグレッシブなアタックやスライディングでボールを奪い、ビルドアップの起点として最終ラインからボールを配球するセンターバック。年齢を重ねるごとにテクニカルなスタイルに順応し、高い意識でフロンターレのパスサッカーに取り組んでいる。読書は、トレーニングや子育てで忙しい中でも人生を豊かにしてくれる大事なツールとして欠かさず続けている。

 

井川祐輔 選手 おすすめ本

「ルーズヴェルト・ゲーム」( 講談社文庫)
池井戸 潤/著 講談社
 

【本の紹介】

ある企業の野球部が廃部の危機に立たされ、そこからどう乗り越えていくのかー。野球と企業という一見すると違う組織ですが、人生の中で共通することや、課題などがリンクする部分があって、それをどう解決するか、人間模様が繰り広げられていきます。

 

【読んだキッカケ・好きになった理由】

半沢直樹のドラマがキッカケで、半沢の続編にあたる小説2冊を読んで、池井戸ワールドにハマりました。『下町ロケット』『空飛ぶタイヤ』も面白かった。池井戸作品は、銀行系の話が多いなか、この本は珍しくスポーツをテーマにしていたのも興味深かったです。

 

【面白かったところ・最も感動した場面】

長いものには巻かれろという風潮があるなか、そうではない心の強さが描かれています。フィクションだと分かっていても、応援したくなるぐらいに登場人物にのめりこめます。まるで自分が彼らの一員になったような錯覚に陥ります。

 

【サッカー選手として本から影響を受けたこと】

名監督がライバルチームに引き抜かれた後、就任した新監督はデータを分析して個人の特徴を活かしたやり方に変えるのですが、そういう部分はサッカーにおいても共通するところなので、監督や選手の立場についてなど共感できました。
川崎フロンターレ_02

対決ジャンル②「歴史」 

 

車屋紳太郎 DF 背番号20

筑波大学から加入。巧みな足技と冷静なプレースタイルを武器とする左利きのDF。開幕戦から先発出場をもぎ取り、活躍が認められ日本代表候補にも選ばれた。これからチームをけん引する将来の中心選手として期待がかかる。歴史が絡めばどんなものでも好奇心が湧くほど大の歴史好き。
今回紹介してくれた歴史ミステリー「プリンセス・トヨトミ」もただのミステリーなら手に取らなかった?!

 

車屋紳太郎 選手 おすすめ本

「プリンセス・トヨトミ」(文春文庫)
万城目 学/著  文藝春秋 

 

【本の紹介】

大阪で400年に渡り、あるものを守ろうと必死な男たちと、その秘密を紐解こうとする会計検査院-。壮大かつ意外な発想で繰り広げられる歴史モノです。


【読んだキッカケ・好きになった理由】

歴史モノが好きなんです。神社や寺も好きで、とくに江戸時代よりも前が好きです。本当に実在したのか、というミステリー感が何とも言えません。この物語は、歴史をベースにミステリー本のような要素もあって面白いです。


【面白かったところ・最も感動した場面】

大阪であるものを守ろうとする男たちと会計検査院との攻防が、ドキドキします。


【こんな人におすすめ・どの時期に読むのがよいか】

学生におすすめの本です。歴史が好きな人や好きになりたい人にとっては、入りやすい内容だと思います。

 

 

小宮山尊信 DF 背番号8

対人プレーの強さと攻撃参加のタイミングの良さが光るDF。ここ数年は膝の痛みに悩まされていたが、今シーズンはコンディションも安定しコンスタントに出場を果たす。左だけではなく右サイドバックもこなす貴重な存在として、ピッチでさらなる存在感を発揮している。夜寝る前に必ずすることは読書。旅行などこれから経験する、もしくは経験したことを深く探求するために、関連した書物を読み漁ることがマイブームとなっている。


小宮山尊信 選手 おすすめ本
「現代語訳 義経記」(河出文庫 )

高木卓/訳 河出書房新社

 

【本の紹介】

史実に基づいて書かれている物語です。頼朝の弟である義経が兄弟で争い、弁慶と行動をともにします。義経側からみたかっこいい視点で書かれていますが、それは史実を基にした物語ならでは。追われて逃げる場面が多いですが、義経の人柄、そして能力があり従順な部下である弁慶の物語にロマンを感じます。


【読んだキッカケ・好きになった理由】

一昨年東北地方に旅行に行った時に、中尊寺に行きました。そこで義経に縁がある場所と知り、興味を持って本を読んでみようと思いました。


【面白かったところ・最も感動した場面】

僕は、弁慶に心を打たれました。大男で強いのに義経に仕えて命を捧げるつもりでいる。そんな弁慶がかっこいいと思ったし、共感しました。ちなみに中尊寺の近くに弁慶の墓があるので、そこも観てきました。


【こんな人におすすめ・どの時期に読むのがよいか】

僕は寺が好きなのですが、旅行先で歴史を知るのは面白いと思います。旅行の前や後に読むと読書のモチベーションがあがると思うのでおすすめです。

川崎フロンターレ_03

対決ジャンル③「絵本」


田坂祐介 MF 背番号35


足下の巧みなテクニックを駆使したドリブル突破が武器のMF。ドイツに渡り対人プレーの強さも身につけ、3シーズンぶりにフロンターレに復帰。今は子どもと過ごす時間が大好きと公言し、紹介してくれた本も子どもに読む絵本の説明に一番力が入るほど。それも読書は本質を見抜く大切さを教えてくれるとして、読む絵本から子育てに大事なことを読み解いている。


田坂祐介 選手 おすすめ本


「だいすき ぎゅっぎゅっ」

フィリス・ゲイシャイトーミム・グリーン/ぶん

デイヴィッド・ウォーカー/え  岩崎書店 


【本の紹介】


朝起きて、ごはん食べたら、お母さんが子どもに「だいすき ぎゅっ」…と一日の流れの中で、その都度「だいすき ぎゅっぎゅっ」とする場面があります。ひたすらその繰り返しですが、ほのぼのした気持ちになります。


【読んだキッカケ・好きになった理由】


奥さんが買ってきた本で娘が大好きな1冊です。娘は効果音が好きで、おそらく「だいすき ぎゅっ

ぎゅっ」の響きが好きなのでしょう。寝かしつけの時や、座っている僕のところに来て僕の手のひらを広げて、この本をポンと置いて、読んでアピールをしてきます。


【面白かったところ・最も感動した場面】


「だいすき ぎゅっぎゅっ」と言うと、娘が笑うので、その姿にきゅんきゅんします(笑)。


【自分の子どもに、そのように育ってほしいという意図でこの絵本を読んでいるか】


以前にテレビ番組で武田鉄矢さんが「昔は、家事や畑仕事の時に子どもをおぶっていたから、ぶるっと震えたらおしっこをしたんだな、とかすぐに子どもの変化に気づくことができていた。」と言われてました。僕も、子どもが何を感じているかを知るために肌と肌のふれあいは人間として大切だと思うので、この本の様にふれあって子育てしていきたいです。


 中村憲剛 MF 背番号14


フロンターレひと筋13年目、クラブのカラーをピッチで具現化する中盤の大黒柱。周りの選手との巧みなコンビネーションと一発で局面を変える勝負パスを使い分け、チームの攻撃のリズムにアクセントをつける。神奈川本大賞の選考委員に任命されるほど本に関する造詣は深く、プロサッカー選手でありながら自ら数冊の本を出版。また多数の書物の帯コメントを請け負うなど、膨大な読書量から培った文章力には定評がある。


 中村憲剛 選手 おすすめ本


「ママがおばけになっちゃった!」( 講談社の創作絵本)

のぶみ/さく 講談社 


【本の紹介】


事故で死んでしまったおかあさんが、お化けとなって子どもに会いにきて、向き合って話をして、見守っているというお話です。親として涙が出てしまう1冊です。


【読んだキッカケ・好きになった理由】


作者であるのぶみさんの絵本は以前から好きで、縁あってご本人と知り合い、本を見せていただく機会があったのですが、思わず夫婦で泣いてしまいました。


【面白かったところ・最も感動した場面】


この本は子どもというより、親にズドンとくる本ですね。自分だったら…と思って読んでもらうと…、もうその先は涙、涙です。ですが、最後は悲しいラストで終わらないので救われます。これ以上は、内緒!


【自分の子どもに、そのように育ってほしいという意図でこの絵本を読んでいるか】


絵本ですが、親子の絆について考えさせられる1冊です。人間誰しもが、いつ死ぬかわかりません。だから、毎日全力で子どもを愛さなくちゃいけないな、とこの絵本を読んで思いました。死んだら伝えられなくなってしまう。だからこそ生きている今が大事ですよね。



以上が2015年にご一緒した「おすすめ本ガチンコバトル!!」の内容です。
各項目の質問内容を始め、全体の企画を弊社で監修したとても楽しい仕事でした!!

2018年度は「フロンターレのイクメン達が厳選したおすすめの本」が発行されています!
http://www.frontale.co.jp/diary/2018/1007.html

川崎市の図書館で自由に受け取れますので、是非とも皆様の読書の参考にしてくださいー!!
強いフロンターレが変わらずに「読書普及」に貢献していることが本当に誇らしいです。

微力ながら、一緒に川崎市を盛り上げていければと思います。
今後とも宜しくお願いします。

一般社団法人ビブリオポルトス代表理事 小松雄也

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9月6日5
「絵本のまち、かわさき」運動は2018年7月~10月末の読書週間までを1タームとして実施しました!
まずは4か月間、地元である川崎市を中心に地域の皆様にご協力をいただきました。
この度は、皆様の温かいご支援を本当にありがとうございます。

この活動目的の一つは「絵本は消耗品」であることの喚起でもあります。
人気が高い絵本ほど消耗は激しく、修理が必要な場合も多く、名作は何冊あっても足りていません。
また私を介することなく地域の保育園に絵本を直接届けてもらえるサイクルが生まれれば素敵だと思います。園児がお昼寝をする「午睡」の時間(午後13時頃)であれば保育士さん達の負担は比較的少ないです。

新しく設立された「新規園」ほど「絵本」は足りていませんので、暫くは地元の保育園に贈り続けたいと思います。
今年度に限っては、年度内に緩やかに活動を続けてみたいと思います。
(本日も含めて11月の初週で中原区だけでも6か所、地域の皆様から絵本を受け取りに自転車で行きます!笑)

「武蔵小杉ブログ」2018年7月30日掲載記事
http://musashikosugi.blog.shinobi.jp/Entry/4276/

この活動は地元メディアにも多数の記事が掲載されました!
【川崎を絵本の街に 1000冊目標、保育園に寄贈呼び掛け】
「神奈川新聞」2018年7月19日掲載
http://www.kanaloco.jp/article/349756
神奈川新聞20180719

【眠っている本を保育園に橋渡し 市内法人が家庭に寄贈呼び掛け】
「東京新聞」2018年8月17日掲載
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201808/CK2018081702000167.html

東京新聞20180817
【家庭に眠る絵本を保育園へ 川崎の団体募る】
「朝日新聞神奈川版」2018年9月12日
https://www.asahi.com/articles/ASL9664FGL96ULOB016.html?iref=pc_ss_date
朝日新聞20180912
【読書普及へ 年内5000冊目標】
「読売新聞川崎版」2018年9月22日
読売新聞20180922
「絵本のまち、かわさき」運動ではなんと「1,900冊」の絵本が集まりました!
~7月31日【265冊】、~8月31日【666冊】、~9月31日【1,309冊】、~10月31日【1,900冊】
加速度的に共感してくれる人の輪が広がり、たくさんの絵本を受け取ることができました。
9月6日5
寄贈先の保育園は若年層人口が急増する川崎市中原区の「新規園」を中心に「自転車」で届けました。
・「第2武蔵小杉コスモス保育園
・「レイモンド元住吉保育園」
・「ぶれあ保育園・武蔵中原」
・「武蔵小杉雲母保育園」
・「みらいく木月園」
・「あいみー平間保育園」
・「ひまわりほいくえん」
・「木月ほほえみ保育園」
・「ニチイキッズひらま保育園」
平成30年度(2018年)4月開園の認定保育所だけで「9つ」。そのすべてに絵本を届けました。

次に平成29年度(2017年)4月開園の保育園に連絡し、新規園7つのうち「絵本が足りていない」と連絡のあった以下の5つの園に寄贈を行いました。
・「武蔵小杉コスモス保育園」
・「しらゆり宮内保育園」
・「にじいろ保育園武蔵中原」
・「武蔵小杉おおぞら保育園」
・「エクセレント武蔵新城保育園」

平成28年度(2016年)の新規園は6つ、そのうち4つの園に寄贈を行いました。
・「ポポラー川崎武蔵小杉園」
・「茶々むさしこすぎ保育園」
・「心花(こはな)保育園」
・「ぶどうの実平間園」

川崎市中原区の認定保育所は現在「80」あるので、新規園以外にも届けて行きます!
・「らいらっく保育園」
・「平間保育園 」
・「平間乳児保育園 」
・「茶々なかまち保育園」 
・「茶々いまい保育園」 
・「にじいろ保育園武蔵新城」
・「すみれ保育園」
・「木月保育園」

寄贈していただいた本の中に、小学生向けの「絵本」も数多くありましたため、それらは川崎市の放課後児童クラブ「わくわくプラザ」に寄贈させていただいています。
http://www.city.kawasaki.jp/450/page/0000040575.html
・川崎市立下小田中小学校(私の母校です!)
・川崎市立上丸子小学校
・川崎市立今井小学校
・川崎市立住吉小学校
・川崎市立苅宿小学校

現在、絵本を届けられた中原区の認定保育所は「26園」、小学校は「5校」です。
絵本が比較的足りていないここ3年の「新規園」には届けることができましたが、まだまだ我が家のリビングには届けられていない絵本が山積しています(800冊くらい)
自分の仕事の有休と半休を活用して「アポ取り」&「絵本を自転車で届ける」ことに一気に行っているため、年内に届けきることができればと思います。

多くの方たちに支えられて活動がここまで来ました。
7月の始めた頃は1,900冊も集まるなんて夢にも思っていませんでしたが、当初の目標1,000冊は見事に達成することができました!!本当にありがとうございます!!

先ほども申し上げましたが「絵本のまち、かわさき」運動はこれで終わりというわけではありません。
「川崎市にはどの保育園にも絵本が溢れていて困る」と怒られるまで活動を続けたいと思います。

また、この「地域から絵本を集めて、地元の保育園に届ける」というスキームが、日本全国に拡がれば素晴らしいと思います。時間はかかりますがお金が全くかからない(学生向け?)の活動なので、是非とも換骨奪胎で、様々な自治体で実践しちゃってください。そのための支援にも尽力します。

平成30年度内には緩やかに「絵本のまち、かわさき」運動を続けて行きます。
まだまだ絵本は募集中です。

今後とも宜しくお願いします。

一般社団法人ビブリオポルトス代表理事 小松雄也

スライド1
追伸:「読書の秋」に際してこのような活動も行っています!

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神奈川新聞20180719
2018年7月19日(木) 神奈川新聞に記事が掲載されました!
現在、下小田中・今井・武蔵中原・武蔵小杉と続々と「絵本」の寄贈申し出が届いています。
「1冊」からでも私が自転車で受け取りに参りますので、宜しくお願いします。

絵本を「地域の財産」に
家庭の本棚に眠る絵本の寄贈を呼び掛けている青年がいる。川崎市内で読書普及活動に取り組む一般社団法人「ビブリオポルトス」代表理事の小松雄也さん(27)。寄せられた絵本は地域の保育園に届け、「地域の財産」として子どもたちに手にしてもらう。地元の中原区を中心に子育て世代の流入が進む中、絵本を地域の結び目にしたいとの思いも込められている。(石橋 学)

保育園 寄贈呼び掛け 読書普及団体「ビブリオポルトス」
川崎を絵本があふれるまちにしたい―。大志を抱き、まずは読書週間中の10月末までに千冊を集め、市内の40の保育園に寄贈することを目標に掲げる。
「絵本は子どもが最初に出会う物語。手元に多様な作品がそろっていれば、それだけ可能性が広がる。何より貸し借りできるのが本の良さ」。手にした本が面白いと思ったら、共感を求める気持ちが芽生え、友達に薦めたくなる。共感されたり、されなかったりしながら、それぞれが違う存在だと知っていく。読書は人生を豊かにし、社会をも豊かにする。確たる信念が活動の原動力だ。
保育園への寄贈を思い立ったきっかけは、地元で保育士になった幼馴染の一言。
「絵本が不足している、と。保育園が急激に増えて予算が限られる中、後回しにされていた」
子どもが大きくなり、手に取られなくなったままの絵本は少なくないはずだ。地域の子ども達の役に立つなら、きっと進んで提供してくれる。そのアイデアは、読書離れを食い止めようと腐心する中で着想を得た。
法人の設立は大学時代の2014年。面白い本を紹介し合う書評合戦「ビブリオバトル」に出会った翌年だった。その普及に専念するため出版取次大手を1年で辞め、教員相手に講演をしたり、子ども一人一人の興味関心に沿った本を薦める「選書図書運動」を始めたり、今年、インターネットで資金を募るクラウドファンディングで児童養護施設(川崎市中原区 新日本学園)に選書図書を寄贈すると自身の変化に気づいた。
「『あの本、読んでくれているかな』と頭をよぎる。甥や姪に贈り物をしたおじさんの気分。子ども達を親戚のように感じられるようになった」
武蔵小杉駅前にはタワーマンションが立ち並び、ベビーカーを押す家族が行き交う。都心へのアクセスの良さから「住みたい街ランキング」上位の常連になり、地元の景色は一変した。一方で新旧住民の交流の薄さが気掛かりだった。「絵本のやりとりが出会いのきっかけになる。親しみが湧けば保育園を『騒音』に感じるような問題も起きない」。絵本がどの保育園に寄贈されたかを提供者に伝え、つながりを実感してもらえるようにした。絵本は寄贈者がメールで連絡後、小松さんの自宅へ郵送する仕組み。それでも「できる限り直接受け取りに行く。車を持っていないので範囲は限られるけれど」。顔の見える関係づくりはまず自分から、自転車にまたがり街を巡る。「それぞれの地域で絵本を募ってくれる人も探して行きたい」
連絡のメールはkomatsu16yuya@hotmail.co.jp まで。
郵送先は〒211-0041 中原区下小田中2-21-17-206


まったく関係ありませんが、先日母校の川崎市立下小田中小学校「おやじの会」でソフトボール大会に出場し、地域の小中19校が参加する中、11打数10安打3ホーマーの大活躍で優勝を手にしました!
https://www.townnews.co.jp/0204/2018/07/20/441286.html

地域の繋がりが「絵本のまち、かわさき」運動の成功にも繋がるはずです。
これからも宜しくお願いします。

一般社団法人ビブリオポルトス代表理事 小松雄也

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