舞台は2014年6月13日(金) 東京都国立市立国立第三中学校にて、29名の生徒を対象にビブリオバトルのワークショップを開催しました。
確かこの日も大学の授業があるはずでしたが、当然の如く自主休校で怒られるやつです。
6月1日に行った第1回多摩図書館ビブリオバトルの参加者の方からご依頼を受け実施しました。10463054_513692858757736_3678753870723565500_n
国立第三中学校の図書委員会と生徒会の生徒が参加してくれました。
JR谷保駅、武蔵小杉から南武線で立川方面に40分程度でしたが、とても良いところでした。
今回もワークショップ型ミニビブリオバトルを行い、3分の発表と3分の質疑応答で実施しました。10385494_513692825424406_8268195584210305617_n
以下、各グループで紹介された本を掲載します。10256495_513692668757755_5850874722986235264_n
・【チャンプ本】吸血鬼の牙 ホラー横丁13番地(トミー・ドンババンド著)
・死神の精度(伊坂幸太郎)
・波紋 剣客商売(池波正太郎)
・NHKスペシャル 最強ウイルス―新型インフルエンザの恐怖
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・【チャンプ本】告白予行練習(藤谷 燈子、 ヤマコ )
・ドラえもん第1巻(藤子・F・不二雄)
・君に届け(下川香苗、 椎名軽穂)10337750_513692688757753_949332071640703370_n
・【チャンプ本】未知動物の大百科 (学研ミステリー百科)
・ボブという名のストリート・キャット(ジェームズ・ボーエン、 服部京子)
・名のないシシャ(山田悠介)
・大泉エッセイ~僕が綴った16年(大泉洋) 10343004_513692595424429_8541851183297380267_n
・【チャンプ本】 こちら『ランドリー新聞』編集部 
・新しい社会 歴史 中学校社会科用 文部科学省検定済教科書 東京書籍[2012] (新しい社会)
・サマーウォーズ(蒔田陽平、杉基イクラ、貞本義行、 細田守)10409381_513692782091077_7358128064925864917_n
・【チャンプ本】東京ディズニーリゾートベストガイド 2014-2015 (Disney in Pocket)
・ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち(三上延)
・一瞬の永遠をキミと (沖田円)
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・【チャンプ本】不変(上原浩治)
・【チャンプ本】クドリャフカの順番 (米澤穂信)
・空想科学読本11 (柳田理科雄、 近藤ゆたか)
・ハムスターの研究レポート(2) (大雪師走)10432969_513692575424431_2925582243491622818_n
・【チャンプ本】リア王 (ウィリアムシェイクスピア)
・名探偵コナン第1巻(青山剛昌)
・相棒season2 上 (輿水泰弘、 碇卯人)
・図解 世界のGUNバイブル―ゲーム・アニメ・映画に登場した (つくば戦略研究所)
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・【チャンプ本】図書館戦争(有川浩)
・小説 千本桜 弐 (一斗まる、 黒うさP/WhiteFlame)
・生まれ変わってもキミが好き (夏木エル)10457192_513692898757732_6878383485256157113_n
今回は中学生が興味を持っている本についてを知る、非常に興味深い経験となりました。
紹介したい本を持ってくるのを忘れて社会科の教科書で無理矢理魅力を紹介する生徒や、シェイクスピアの「リア王」の一節をひたすら暗誦する強者等、頼もしい生徒が盛りだくさんでした!
素直に感動したことを覚えています。
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こちらは文芸部が作成したお勧め本の冊子です。
全て一部ずついただいてきました。(今でも時々読み返す宝物です)
紹介されている本に対する深い愛情を感じ、素晴らしいと思いました。

最後に、多くの中学生と出会い、私も卒業した川崎市立西中原中学での日々を思い出したので、一つだけお話をさせてください。

私は高校を卒業してから大学生になるまで、3年間を浪人として過ごしました。
その期間、私はひたすらに本を読みました。面白くて面白くて仕方がなかったからです。
3年間で最低でも8000時間は読書に費やしました。365日に24時間をかけると8760時間になります。
その時の経験が、今では本当に生きています。

私は大学に入ってビブリオバトルと出会い、読書に新しい可能性を見出しました。
漫画や小説、エッセイ、論文、絵本、自伝と何でも読んだ経験が、色んな場面で生きてきました。
地元、川崎市では私の読書活動が受け入れられ、楽しくて楽しくて仕方がない日々を過ごしています。

だからこそ、皆さんには本当に好きなものを見つけてほしいと思います。
好きなものとは、続けていても疲れないもの、自然と上手く行くものかもしれません。
好きなものは何でも構いません。本当に何でも構いません。

漫画でも、スポーツでも、勉強でも、どのようなものでも自由です。
何かに熱中して、情熱を燃やせるだけの好きなものがあれば、皆さんは必ず素敵な人間になれます。

また、好きなものが分かれば、細やかな魅力を知りたくなります。
何が良くて、何が悪いのか、これが分かってくると、もっと深いものが欲しくなります。複雑な魅力が欲しくなります。
誰にも負けない、自分だけの好きなものがあれば、人生は楽しく、心豊かなものになって行きます。

読書は、そのためのヒントです。
色んな本と出会い、考え、自分だけの人生を謳歌してください。

こちらの文章は当時大学3年生だった私の言葉そのものですが、驚いたことに先日(2018年1月17日)西東京の都立高校で2コマの授業を担当した際、話した内容の軸はこの頃と全く同じです。
今までも続けて来て、これからも続けて行きたい、中学生や高校生には今はピンとこなくともふとした時に思い出せるような言葉を伝えられれば、これ以上の幸せはありません。

ひたすら愚直に発信をし続けること。
まずはそこから始めたいと思います。

小松雄也