「G戦場ヘヴンズドア」日本橋ヨヲコ 小学館 IKKI COMIXS

2月の投稿は日本が世界に誇る文化「マンガ」から始めたいと思います。
特にこの「G戦場ヘヴンズドア」は私の魂を揺さぶった名作です。
全3巻で完全版も出ています。自分を変えたい人は一読を!

作者曰く、題名は「Gペンの戦場で戦った者だけが見える聖域」という意味であるそうです。
この漫画はどのページを開いても熱い温度を感じられます。
情熱と覚悟が奮い立たせられます。この漫画がきっかけで「赤い戦車」という戸川純の曲と出会いました。この曲もまた私が挑戦するときのBGMとなりました。
胃の底が熱くなった。オレはその時差し出されたこいつの右手が、天国への扉に見えたと言ったら笑われるだろうか―――いやかまやしない―――
人との出会いが、人生をより豊かにしていきます。私は川崎市内での活動を通じて、様々な立場や世代の人たちと会ってきました。自分の話に共感してくれる人、逆に全く興味を示さない人とも一所懸命に話しました。その中で、熱く誠実な、多くの清々しい人たちに巡り合いました。彼らには、必ず受け取った以上の誠実さで応えようと意識しています。まだまだお金はありませんが、信用と信頼を積み重ねて川崎市に貢献して行くつもりです。

2 自分の目を肥やす
鉄男は自分の目でものを見るわ。噂や見かけにまどわされずにね。バラしたところであんたの評価は変わらない。あの子はそういう子よ。あんたはどうかしらね?
審美眼とは、美しいものと醜いものとを見分ける能力です。私も、ネット社会に参画する際に時として批判的になってしまうことがあります。しかし、その場合の多くは、他人の頭を中心に考え、誰かの意見を無意識に猛進してしまうケースがほとんどです。自分の頭で考えたものではないので、少しでも視点が変わる質問を突きつけられると、答えに窮してしまいます。だからこそ、責任を持って自分自身の考えを発展させることが重要なのです。

3 走れ、しかし慎重に
君にこれから必要なのは、絶望と焦燥感。何も知らずに生きていけたらこんなに楽なことはないのに、それでも来るか、君はこっちに。
時間はたくさんあるようで、実はあんまりありません(分かるようで分かるこの感覚はAIがまだ到達できない領域だそうです)。このような矛盾以外の何物でもない言葉でも、感覚的にしっくりきてしまうのが人間であります。ゆったりした時間も素晴らしいですが、毎日何らかの形で刻限は迫ってきています。生き急ぐと言いますが、そのような生き方もどこかで持っておくと良いのかもしれません。絶望は反省を生み、焦燥は尻を叩く。いずれも人生を豊かで充実したものにするためのスパイスであります。