「絵本のまち、かわさき」と社会起業家 小松雄也の活動記録

【経歴】神奈川県川崎市出身。明治大学法学部を卒業後、出版業界最大手に就職。入社1年目で複数の企画で全社1位となり、社内のビジネスコンテストでは優秀アイデア賞を獲得。その後独立。 学生時代に周りの「読書離れ」が進んだ現状に強い危機感を抱く。大学図書館で一人奮闘する中、書評合戦ビブリオバトルと出会い、本を通じた人々の交流に可能性を見出す。2014年に読書を通じた世代間の交流、地域活性化や読書教育へと本格的に取り組むため、在学中に一般社団法人ビブリオポルトスを設立。小中学校での読書教育や、新聞で書評を担当する等、精力的な読書普及活動を続ける。第31回人間力大賞 会頭特別賞。「川崎市における読書普及活動」で第10回マニフェスト大賞 審査委員会特別賞(秋吉久美子選)を受賞。

小松雄也/川崎市出身の社会起業家。川崎市立下小田中小学校・西中原中学校卒業。

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本日、神奈川新聞に記事が掲載されました!
20180314神奈川新聞
http://www.kanaloco.jp/article/317158

クラウドファンディングも道半ば、30日まで全力で行きます!!
引き続き、宜しくお願いします。
https://readyfor.jp/projects/biblio-portus15585


小松雄也

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2週連続でタウンニュース中原区版に記事が掲載されました!!
地元川崎市のこども文化センター「小杉っこスペース」や近隣小学校にある「わくわくプラザ」への選書図書を寄贈したいと思いますので、これからも宜しくお願いします!!
https://readyfor.jp/projects/biblio-portus15585
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(読書の普及に熱い想いを抱く小松さん) 

支援募り図書寄贈へ
クラウドファンディングに挑戦

一般社団法人ビブリオポルトス(井田杉山町)代表理事の小松雄也さん(27)が今月から、図書の普及をめざしたクラウドファンディングを開始している。
当初の目標金額は10万円で、目標金額に到達した際には、市内の児童養護施設に約100冊の本を寄贈する。
小松さんは、大学在学中に書評合戦ビブリオバトルに出会うと、「読書を通じて夢を実現するこども達を支援したい」と2014年に同法人を起業。読書を通じた世代間交流や地域活性などに取り組んでおり、小中学校高校大学での読書教育や読書の普及活動に努めている。

【一人ひとりに合った選書を】
小松さんは、目標に届いた際には児童養護施設の子どもたちからアンケートを募り、5年間に及ぶビブリオバトル経験などから蓄積したブックリストから、一人ひとりに合った図書を選書し寄贈するという。

開始から6日(3月6日時点)で9万2千円の支援が集まっており、「出だしは順調。とてもありがたいです」と話す小松さん。10万円以上の支援があった際には、こども文化センター「小杉っこスペース」や近隣小学校にある「わくわくプラザ」への寄贈を構想している。

小松さんは「中原区の子どもたちに一冊でも多く本を届けたいので、ご支援をお願いいたします」と話している。支援方法はクラウドファンディングサイトから「クラウドファンディング ビブリオポルトス」で検索を。
https://www.townnews.co.jp/0204/i/2018/03/09/422803.html


小松雄也

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本日付け(2018年3月7日)の日本経済新聞神奈川版に記事が掲載されました!
20180307日本経済新聞神奈川版
「ビブリオバトル」の伝道師!
新卒で入社した日本出版販売株式会社についても簡単に触れています!
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO27775820W8A300C1L82000/

10万円の目標に達成しましたが、次は「こども文化センター」に選書図書を寄贈するため、引き続きご支援を宜しくお願いします!

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【川崎市のこども達に1冊でも多くの本を届けるためにご協力下さい! 】 
https://readyfor.jp/projects/biblio-portus15585
実際に私が選書して贈った本を手に取るこども達

今回、私は川崎市の某児童養護施設のこども達へ100冊の本を届けるため、クラウドファンディングに挑戦します!(2018年3月1日(木)午前7時00分開始!)
「この本はここが面白いんだよ!」と熱弁するこども達

読書を通じて夢の実現!人生を切り拓く1冊をこども達のもとへ!
https://readyfor.jp/projects/biblio-portus15585


目標金額は10万円、3月30日(金)23:00まで支援の募集を行います。

この度、私は、地元川崎市の「本を買いたくても買えないこども達」のために本を届けられる仕組みを作ることを決意しました。

クラウドファンディングは期間終了までに目標金額が集まらないと 、全額返金されてしまい、プロジェクトが実施できなくなってしまいます。

是非、皆さんのご支援をお願いいたします。
また、可能であればFacebookでの「シェア」や「いいね!」での拡散もお願いい たします。
各グループで「チャンプ本」を獲った本が並ぶ様子

どうか、ご協力よろしくお願いします!

小松雄也

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川崎市の私立高校でアンケート→選書の図書事業を実施しています。
一クラス45人で14クラス×2学年で1200人超の生徒に選書をしていまして、
1クラス終えるのに1時間半近く一所懸命選書中です!(全部終えるのに40時間!)
なかなか骨の折れる作業ですが、この選書をきっかけに読書に夢中になる生徒がきっと現れることを信じて、全力で本を選んで行きます!
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川崎市岡本太郎美術館で太陽の塔になりました。

一段落するまでしばらくは不定期更新になりますが、「読書のまち、かわさき」のための活動に邁進しておりますので、これからも宜しくお願いします。

小松雄也

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「檸檬」梶井基次郎

日本文学史上で最も美しい日本語を書いた人物は誰か?
という議論で三島由紀夫、志賀直哉、中島敦らと並び必ず名前が上がるのが梶井基次郎です。
彼の短編の中で特に「檸檬」と「桜の木の下には」は何度も読み返しました。
声に出して読むと文章をより深く味わうことができる名作です。


檸檬 (280円文庫)

1. 開き直るまでの道程
えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終押さえつけていた。
私の経験の中で長らく他人と話す機会を持たずに鬱屈とした思いをため込んでいたのは、カナダから帰ってきた後の浪人1年目のことであります。そんなものは自分の心持次第でどうにかなる、と開き直るようになるまでは時間が必要でした。憂鬱だった当時を振り返ってみると、考え方が単一化して極端に走り、悪い方へ悪い方へと自分から転げ落ちようとする傾向にありました。今からすると笑い話でありますが、当時はとにかく必死だったわけです。やはり心の中に適度な適当さを持つことこそが、一番大切なのかもしれません。

2. 物に一目惚れ
実際あんな単純な冷覚や触覚や嗅覚や視覚が、ずっと昔からこればかり探していたのだと云いたくなった程私にしっくりしたなんて私は不思議に思える。
別に普段からそれを探し求めていたわけではないありませんが、稀にそれを見た瞬間、特別しっくりくるものがあります。最近では現在愛用しているシャープペンシル(和製語)との出会いがそうでありました。理屈ではなく、体にフィットするのです。字を書く右手だけではなく、紙を押さえる左手、いや体全部がこのシャープペンシルと適合しているです。私は字を書くだけで楽しい毎日を送っています。

3. 飽きることで選別する
以前はあんなに私をひきつけた画本が、どうしたことだろう。一枚一枚に眼を晒し終わって後、さてあまりに尋常な周囲を見廻すときのあの変にそぐわない気持ちを、私は以前には好んで味わっていたものであった。……
あれだけ好きだったものなのに、ある日突然興味がなくなってしまうことがあります。特に流行ものに対して、私は三日坊主になることが多い傾向にあります。二日程度、異様に熱中した後、三日目には飽きがきてしまうのです。そんな私の性質の中で、身の回りにあるものは洗練されていくはずだが、必ずしもそうとは限らないことが残念で仕方がありません。

小松雄也

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「乙嫁語り」森薫 エンターブレイン

乙嫁語り 1巻 (HARTA COMIX)

英国文化を詳細に描いた「エマ」に続き、森薫の長編第二作です。
1800年代後半の中央ユーラシアを舞台とした乙嫁たちの日常を描いています。
乙嫁とは「可愛いお嫁さん」の意味であり、本作には様々な魅力的な乙嫁たちが登場します。
先日(2018年2月15日)に最新第10巻が発売されましたので、これを機会に是非とも触れてみてください!

1 豊かに感じるのは何故だろうか
まずはこうやって石を並べるだろ。石の上に柱を立てる。柱の上に肘木を乗っけて……(中略)……そっからさきは嫁さんたちに任しておけばいい。床にじゅうたん敷いて、壁掛けかけて、そうすりゃ一軒出来上がりだ。
コンクリートの家に住む私にとって、自然に近い家に大きな魅力を感じます。実際に木造の一軒家に3年間住んでいたことがありますが、木の家はコンクリートの家とは違い、家の中の空気が瑞々しく潤い、その空間にいるだけで力が湧いてくるような気がします。特に冬場でも木の家は乾燥しないため、とても居心地が良いです。英気を養うには、より自然に近い木の家が最適であります。

2 歌と生きる日常
わたしの馬は 金の馬 お前に乗せよう黄金の鞍を おまえにかけるは銀のはみ 鳥が空をとぶように 青い草野を駆けめぐる
私の世代には、民謡の伝承があまりされていないように思います。祖父母の世代は、上から伝わってきた歌をよく口遊み、父母の世代もそれを聞いて育っています。しかし、娯楽の多様化の影響か今の若者で、口承されてきた歌を諳んじることのできる人は、私も含めて圧倒的に少ないため、何だか寂しい気がします。祖父母に会う際には、色んな歌を聞かせてもらうのですが、幼少期を過ぎると口頭伝承を覚えるにはなかなかこれが難しいです。子供の頃からそういった歌に触れてみたかったと強く思います。

3 死に対する価値観
お前さんの心配する気持ちは分かるよ。平気だと思っていたのが、いきなりコロッといっちまう事は多いからね。
医学の発達により、突発的な早世は少なくなった。その代わりに、死というものが日常から排除され、よく分からないものとなってしまったのではないでしょうか。私は葉隠に興味を持つだけあって、幼少の頃より死に対して敏感であったらしいです。あれは小学1年生の頃、死に対する恐怖で2か月ほど毎晩泣いていたらしい。死と永遠の概念が怖かったのでしょう。しかし2か月も考え抜くと、今度は開き直って死ぬことは生きることである、という哲学にたどり着いたのだから不思議なものです。

小松雄也

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